トラフグ・ショウサイフグ・コモンフグ・ゴマフグ・クサフグは見た目がよく似ていて、釣り場でもよく間違えられます。いちばんの決め手をイラストとカードにまとめました。
フグは種類によって毒のある部位が違い、身や皮に毒をもつものもいます。フグの処理は都道府県の資格や届出のある専門家だけが行えます。釣ったフグは持ち帰って食べないでください。
見分けるポイント
- ショウサイフグ猛毒
決め手黄褐色の背に細かいまだら。尾びれの下のふちが白い
- コモンフグ猛毒
決め手背中に白い小さな点と、うすい黒っぽい斑紋
- ゴマフグ猛毒
決め手背中にゴマを散らしたような黒い点
- クサフグ猛毒
決め手小型で、緑褐色の背中に白い小さな点が散る
黄色の点線の円が、見分けの決め手になる場所です。色や模様は個体や大きさで変わることがあります。
よく聞かれる「2種の違い」
コモンフグとクサフグの違い
どちらも背中に白い点がありますが、うすい黒い斑紋もあるのがコモンフグ、斑紋がなく小型で緑っぽいのがクサフグです。クサフグは堤防の浅場に群れていることが多いです。
ショウサイフグとトラフグの違い
胸びれの後ろに白く縁どられた大きな黒い点があればトラフグ。ショウサイフグにはこの点がなく、黄褐色の背中に細かいまだらがあり、尾びれの下のふちが白いのが目印です。
トラフグとクサフグの違い
トラフグは大きな黒い点が目立ち、大きく育ちます。クサフグは小型で、背中に白い小さな点が散るのが特徴です。
クサフグとショウサイフグの違い
背中の点が白ければクサフグ、黄褐色の地に茶色っぽい細かいまだらならショウサイフグです。
見分ける順番
- 1胸びれの後ろを見る
白く縁どられた大きな黒い点があればトラフグ。尻びれが白いのもトラフグの特徴です。
- 2背中の点の色を見る
背中に白い小さな点が散っていればクサフグかコモンフグ。黒いゴマのような点ならゴマフグです。
- 3大きさと色合いを見る
白い点で小型・緑っぽいならクサフグ、うすい黒い斑紋もあればコモンフグ。黄褐色で細かいまだらならショウサイフグです。
フグが釣れたら
口に指を近づけない
歯がとても鋭く、かまれるとけがをします。フィッシュグリップやプライヤーで針を外しましょう。
針が飲まれたら無理に外さない
ハリスを切って海に返すほうが、魚にも自分にも安全です。
持ち帰らない・食べない
見分けに自信があっても、自分でさばいて食べるのは絶対にやめましょう。堤防に放置せず、海に返します。
注意
- トラフグ・ショウサイフグ・コモンフグ・ゴマフグ(猛毒): 肝臓・卵巣・皮などにフグ毒(テトロドトキシン)を持ち、少量でも命に関わります。フグの処理は資格や届出のある専門家に任せ、釣ったフグを自分でさばいて食べないでください。
- クサフグ(猛毒): 肝臓・卵巣・皮などにフグ毒(テトロドトキシン)を持ち、少量でも命に関わります。フグの処理は資格や届出のある専門家に任せ、釣ったフグを自分でさばいて食べないでください。クサフグは筋肉(身)にも毒がある場合があります。
一般的な情報をもとにした目安で、すべての危険を網羅するものではありません。迷ったら食べない・素手で触らないようにし、詳しくは保健所などの情報を確認してください。
よくある質問
- 釣ったフグは食べられますか?
- フグの処理には都道府県ごとの資格や届出が必要です。種類によって毒のある部位が違い、見た目だけでは安全かどうか判断できないため、釣ったフグを自分でさばいて食べないでください。
- フグは触っても大丈夫ですか?
- 触っただけで毒がうつることは通常ありませんが、歯が鋭く、かまれるとけがをします。素手で口元に触れず、フィッシュグリップやプライヤーを使いましょう。
- なぜ堤防でフグがよく釣れるのですか?
- クサフグなどは浅い場所に群れでいて、エサにすぐ集まります。エサだけ取られたり糸をかみ切られたりしたら、フグが多いサイン。場所を少し変えるのも手です。
それぞれの魚をくわしく
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