
まず覚える3つのポイント
- 1出世魚とは
成長して大きくなるにつれて呼び名が変わる魚のことです。
- 2地域で違う
同じ大きさでも関東と関西で呼び方が違うことが多く、市場や地域によっても変わります。
- 3縁起がいい
出世にちなんでお祝いや正月の料理に使われることがあります。
ブリの名前の変わり方
| 大きさの目安 | 関東 | 関西 | 北陸 |
|---|---|---|---|
| 〜35cmほど | ワカシ | ツバス | ツバイソ |
| 35〜60cmほど | イナダ | ハマチ | フクラギ |
| 60〜80cmほど | ワラサ | メジロ | ガンド |
| 80cmほど〜 | ブリ | ブリ | ブリ |
大きさの区切りは地域や市場によって違います。養殖のブリは、大きさに関係なく「ハマチ」と呼ばれることもあります。
そのほかの出世魚
| 魚 | 名前の変わり方(一例) | ひとこと |
|---|---|---|
| スズキ | セイゴ→フッコ→スズキ(関東)、セイゴ→ハネ→スズキ(関西) | 釣り人はシーバスとも呼ぶ |
| ボラ | オボコ→スバシリ→イナ→ボラ→トド | 「とどのつまり」の語源といわれる |
| コノシロ | シンコ→コハダ→ナカズミ→コノシロ | お寿司のコハダはこの魚 |
| サワラ | サゴシ(サゴチ)→ヤナギ→サワラ | 堤防で釣れる若魚はサゴシ |
| クロダイ | チンチン→カイズ→クロダイ(関東) | 関西・西日本ではチヌ |
| カンパチ | ショゴ・シオ(若魚)→カンパチ | 若魚は堤防から釣れることも |
名前の分け方や順番は地域によって違い、ここに挙げたのは一例です。
釣り人がよく使う呼び方
- ツバス・ハマチ
秋の堤防の青物は、関西ではツバス〜ハマチサイズがよく釣れます。
- イナダ
関東ではショアジギングで釣れる40cm前後の若いブリをイナダと呼びます。
- セイゴ・フッコ
港や河口で釣れる小〜中型のスズキは、この名前で呼ばれることが多いです。
- サゴシ
秋の堤防で釣れる細長いサワラの若魚。歯が鋭いのでリーダーを太めにします。
よくある質問
- 出世魚はなぜ縁起がいいのですか?
- 昔の武士や学者が、元服や出世のたびに名前を改めたことにちなみます。成長とともに名前が変わる魚を出世になぞらえ、お祝いの席や正月の料理に使われてきました。
- ハマチとブリは同じ魚ですか?
- 同じ魚です。関西では若いブリをハマチ、さらに大きくなったものをメジロ、ブリと呼びます。養殖のブリを大きさに関係なくハマチと呼ぶこともあります。
- 何cmからブリと呼びますか?
- 一般には80cmほどからがブリとされますが、地域や市場で区切りが違います。釣り人の間でも、ハマチとメジロの境目などは人によって言い方が分かれます。
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