FISHING GUIDE

昼間でも釣れるエサ釣り|初心者がゴカイとイカの切り身で1匹釣る作戦

昼間は朝夕より魚の動きが落ちやすいものの、底や岩のすき間にいる魚は、目の前に来たエサには昼でもよく食いつきます。ゴカイ(青イソメ)とイカの切り身を用意し、「足元のすき間」と「砂地」を順番に探れば、初めてでも何かが釣れる可能性はぐっと上がります。

昼は「底」と「すき間」を探る

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昼間のエサ釣りの作戦。①足元のすき間にブラクリとイカの切り身を落とす(カサゴ)、②砂地へゴカイでちょい投げ(シロギス・ハゼ・ベラ)、③反応がなければ場所を移る
昼間のエサ釣りの作戦。①足元のすき間にブラクリとイカの切り身を落とす(カサゴ)、②砂地へゴカイでちょい投げ(シロギス・ハゼ・ベラ)、③反応がなければ場所を移る

まず覚える3つのポイント

  1. 1エサは2種類

    動きで誘うゴカイと、外れにくいイカの切り身。2つあれば昼の魚の多くに対応できます。

  2. 2魚の目の前へ

    昼の魚は遠くまで追いかけません。底やすき間の目の前にエサを届けます。

  3. 3待たずに動く

    反応がなければ10〜20m移動。魚のいる場所に当てたほうが早く釣れます。

昼間に釣れやすい魚と、ねらう場所

魚いる場所合うエサ釣り方
カサゴテトラや岩のすき間、堤防の壁ぎわイカの切り身・ゴカイブラクリで足元に落とす
ベラ(キュウセン)岩と砂の境目ゴカイちょい投げ・足元
ハゼ河口や港の奥の泥っぽい底ゴカイ(短く)ちょい投げ・足元
シロギス砂浜や砂地の底ゴカイ(細め)ちょい投げ
メバル(小型)壁ぎわや海藻のかげゴカイ足元に落とす

ベラは夜は砂に潜って休み、昼にエサを探す魚です。カサゴは夜のほうが活発ですが、昼もすき間の中で目の前のエサには食いつきます。釣れる魚は地域と季節で変わります。

そろえる道具(エサ釣り2つ分)

道具目安
竿とリール1.8〜2.7mほどの万能竿・ちょい投げ竿と、糸付きの2500番前後のリール(セット品で十分)
ちょい投げ仕掛け天秤とオモリ5〜10号、針2本の完成仕掛け(竿のオモリ負荷の範囲内で)
ブラクリ3〜5号を2〜3個(根掛かりでなくしやすいので予備も)
エサゴカイ(青イソメなど)1パックと、イカの切り身
小物ハサミ、タオル、魚をつかむ道具、水くみバケツ、ライフジャケット

竿とリールのセット品と仕掛け・エサで、数千円から始められます。仕掛けは2つとも同じ竿に付け替えて使えます。

2つのエサの特徴と付け方

  • ゴカイ(青イソメなど)

    動きとにおいで誘ういちばんの万能エサ。昼の魚の多くが食います。弱点は、フグなどに取られやすいことです。

  • ゴカイの付け方

    頭の硬い部分から針を刺し、針に沿ってまっすぐ通します。針先から出す部分は1〜3cm。ハゼやベラには短く切ります。

  • イカの切り身

    身がかたく外れにくいのが強み。1つで何匹も釣れることがあり、エサ取りが多い日にも向きます。

  • イカの切り身の付け方

    幅5mm〜1cm、長さ3〜5cmほどの細長い短冊にし、端に1回だけ針を刺します。水中でひらひら動きます。

イカの切り身は釣具店の冷凍エサのほか、スーパーのイカを細く切っても使えます。生エサは直射日光を避けて、クーラーで冷やして持ちます。

昼間に何か釣るための作戦

  1. 1
    まず足元のすき間

    ブラクリにイカの切り身を付け、テトラのすき間や堤防の壁ぎわに落とします。底に着いたら少し持ち上げて待ちます。

  2. 2
    1か所30秒〜1分

    アタリがなければ次のすき間へ。数を打つほどカサゴに当たる確率が上がります。

  3. 3
    砂地へちょい投げ

    仕掛けを付け替え、ゴカイで砂地へ軽く投げます。着底したらゆっくり引いて止めるをくり返します。

  4. 4
    岩と砂の境目を通す

    砂地の中でも、岩や海藻のきわはベラやハゼが集まりやすい場所です。

  5. 5
    潮が動く時間を選ぶ

    満潮・干潮の前後で潮が動き出す時間は、昼でも魚がエサを追いやすくなります。

潮の時間は潮見表で確かめられます。夏の昼は暑さで魚も人も動きが鈍るので、日陰や水分の準備も忘れずに。

釣れないときの見直し方

  • アタリがあるのに掛からない

    エサが大きすぎることが多いです。ゴカイを短く切るか、小さい針に替えます。

  • すぐエサがなくなる

    エサ取りが多い合図です。イカの切り身に替えると長持ちします。

  • アタリがまったくない

    魚のいない場所の可能性があります。場所を変えるか、足元とちょい投げを入れ替えます。

  • 根掛かりばかりする

    ちょい投げなら引く速さを少し上げ、砂地の多い場所へ。穴釣りは糸をゆるめると外れることがあります。

よくある失敗と対策

  • 遠くばかり投げる

    昼の魚は足元や近くの底にもいます。まずは足元のすき間から探りましょう。

  • エサを付けっぱなしにする

    取られて針だけになっていることがあります。5分に1回は仕掛けを上げて確かめます。

  • 1か所で待ち続ける

    昼は魚が回ってくるのを待つより、こちらから探しに行くほうが釣れます。

安全・ルール

堤防やテトラではライフジャケットを必ず着け、立入禁止の場所には入らないでください。ゴンズイ・ハオコゼ・アイゴなどのトゲや、フグの歯は危険なので、釣れた魚は素手でつかまず、魚をつかむ道具で針を外します。昼間は熱中症にも注意し、帽子と飲み物を用意しましょう。

釣りの安全対策をくわしく →

よくある質問

昼間は魚が釣れないって本当ですか?
群れで回遊するアジやサバなどは朝夕のほうが釣れやすい傾向がありますが、底や岩のすき間にいるカサゴ・ベラ・ハゼ・シロギスなどは昼でも釣れます。魚のいる場所にエサを届けることが大切です。
ゴカイが苦手です。ほかのエサで釣れますか?
イカの切り身やサバの切り身なら、手で触っても動かないので扱いやすいです。虫の形をした人工エサもあり、魚の活性が高いときはよく釣れます。
エサはどれくらい買えばいいですか?
数時間の釣りなら、ゴカイは小さめの1パック、イカの切り身はひとつかみほどで足ります。生エサは傷みやすいので、その日に使う分だけ買うのが基本です。
釣れた魚は食べられますか?
カサゴ・ベラ・ハゼ・シロギスはどれもおいしく食べられます。ただしフグの仲間は毒があるので持ち帰らないでください。分からない魚は図鑑で確かめましょう。
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