FISHING GUIDE

スレ掛かりとは?魚の口以外に針がかかる原因と防ぎ方

スレ掛かり(スレ)とは、魚の口以外の場所(背中・ヒレ・尾・腹など)に針がかかることです。魚がエサを食べたのではなく、群れの中を通った針がたまたま体に刺さった状態で、サビキ釣りやジグ・エギを群れの中で動かしたときによく起こります。口に掛かる「口掛かり」に比べて外れやすく、強く引くので大物と勘違いしやすいのも特徴です。

口以外に針がかかる=スレ

更新日:

スレ掛かりとは、魚の口以外(背中・ヒレ・尾・体)に針がかかること。口に掛かるのがふつうの「口掛かり」
スレ掛かりとは、魚の口以外(背中・ヒレ・尾・体)に針がかかること。口に掛かるのがふつうの「口掛かり」

まず覚える3つのポイント

  1. 1口以外に掛かること

    背中・ヒレ・尾などに針が刺さった状態をスレ掛かりと呼び、略して「スレ」とも言います。

  2. 2群れの中で起こりやすい

    魚が密集しているところで針を動かすと、体に引っかかりやすくなります。

  3. 3外れやすい・重く感じる

    横向きに引かれるので大物のように重く、取り込み直前に外れることもよくあります。

スレ掛かりが起こりやすい場面

  • サビキ釣り

    アジやイワシの群れの真ん中に仕掛けが入ると、体に針が掛かることがあります。

  • ジグ・エギのシャクリ

    大きく速く動かすと、群れの魚の体をかすめて掛かることがあります。

  • ボラなどの大群

    港にいるボラの群れは、エサを食べていなくても仕掛けに当たりやすい魚です。

  • 魚の活性が低い時

    エサを追わない魚のすぐそばを針が通ると、口ではなく体に掛かりやすくなります。

スレ掛かりを減らすコツ

  1. 1
    動かしすぎない

    サビキはゆっくり小さく上下させます。大きくあおると体に掛かりやすくなります。

  2. 2
    群れの端を狙う

    群れの中心よりも少し外側やタナの上を狙うと、口で食う魚が増えます。

  3. 3
    アタリを待って合わせる

    重さを感じてもすぐに大合わせしない。口で食ったアタリを待ちます。

  4. 4
    針のサイズを合わせる

    魚の口に合った小さめの針にすると、口にしっかり掛かりやすくなります。

スレ掛かりと口掛かりの違い

口掛かりスレ掛かり
針の位置口(上あご・口のはしなど)背中・ヒレ・尾・腹
引き魚の大きさなりの引き横向きに引かれて重く感じる
外れやすさ外れにくい外れやすい
魚の傷少ない体に傷がつきやすい

スレ掛かりした魚を逃がすときは、なるべく水から出す時間を短くし、針をそっと外します。

よくある失敗と対策

  • 大物と勘違いして強引に巻く

    スレは重く感じるだけのことも。ドラグをゆるめに、ゆっくり寄せましょう。

  • 群れの中でしゃくり続ける

    スレが増えて群れも散ります。動かし方を小さくして口で食わせましょう。

安全・ルール

魚の群れをわざと針で引っ掛ける「引っ掛け釣り(ギャング釣り)」は、漁業調整規則などで禁止されている地域が多くあります。釣り場のルールを確認しましょう。

釣りの安全対策をくわしく →

よくある質問

魚の口以外に針がかかることを何と言いますか?
「スレ掛かり」と言い、略して「スレ」とも呼びます。背中・ヒレ・尾・腹など、口以外の場所に針が掛かった状態のことです。
スレ掛かりした魚は持ち帰ってもいい?
サビキなどで偶然スレ掛かりした魚を持ち帰ることは一般的です。ただし、魚の群れをわざと引っ掛けて釣る「引っ掛け釣り」は禁止している地域が多いので、釣り場のルールを確認してください。
スレ掛かりはなぜ外れやすい?
口ではなく体の表面に浅く刺さっていることが多く、魚が横向きに暴れるため針穴が広がりやすいからです。ゆっくり寄せ、取り込みにはタモ(網)を使うと安心です。
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