
まず覚える3つのポイント
- 1内臓を早く取る
魚が死ぬと内臓のアニサキスが身へ移ることがあります。新鮮なうちに取りましょう。
- 2冷凍か加熱で予防
-20℃で24時間以上の冷凍、または70℃以上の加熱で予防できます。
- 3調味料では死なない
一般的な料理で使う酢・塩・醤油・わさびでは、アニサキスは死にません。
生で食べる前の予防の手順
- 1すぐ冷やす
釣ったら海水氷でよく冷やし、持ち帰ったらなるべく早く処理します。
- 2内臓を取り除く
新鮮なうちに早めに内臓を取り除き、内臓は生で食べないようにします。
- 3目で確認する
さばいた身をよく見て、白い糸のような虫体がいたら取り除きます。
- 4心配なら冷凍
生で食べるなら-20℃で24時間以上の冷凍が予防になります。
家庭の冷凍庫は-20℃に届かないこともあります。温度の目安を確認しましょう。
予防になること・ならないこと
| 方法 | 予防効果 | 目安 |
|---|---|---|
| 冷凍 | 効果あり | -20℃で24時間以上 |
| 加熱 | 効果あり | 70℃以上、60℃なら1分 |
| 目視で除去 | 効果あり | 身をよく見て取る |
| 酢じめ | 効果なし | 一般的な料理では死なない |
| 塩・醤油・わさび | 効果なし | 一般的な量では死なない |
厚生労働省の情報をもとにしています。詳しくは同省の案内も確認してください。
アニサキスが多いとされる魚
- サバ
生食やしめさばで食中毒が多く報告されています。酢でじめても死にません。
- アジ
釣り人に身近な魚です。刺身にするときは内臓を早く取り、身をよく見ましょう。
- イカ
身の中にいることもあります。刺身は細く切ると見つけやすくなります。
- サケ・カツオ
サケやカツオでも報告があります。生で食べるなら冷凍が安心です。
よくある失敗と対策
釣りたてなら安心と思う
新鮮でも寄生していることがあります。内臓処理と目視は必ず行います。
わさびで殺せると思う
一般的な調味料では死にません。冷凍か加熱で予防しましょう。
内臓を入れたまま運ぶ
時間がたつと身へ移ることがあります。早めに内臓を取りましょう。
魚を生で食べたあと、激しい腹痛や吐き気などが出た場合は、自己判断せず早めに医療機関を受診してください。
釣りの安全対策をくわしく →よくある質問
- アニサキスはどんな見た目?
- 白っぽい半透明の糸のような形で、長さは2〜3cmほどが目安です。身の表面や内臓の周りで丸まっていることが多く、明るい場所で見ると見つけやすくなります。
- 釣った魚の刺身はやめたほうがいい?
- やめる必要はありませんが、内臓を早く取る・目でよく確認する・心配なら冷凍するといった予防を行いましょう。不安があれば加熱して食べるのが確実です。
- 食べたあとお腹が痛くなったら?
- 食後数時間から十数時間で腹痛などが出ることがあると言われます。気になる症状があれば、食べた魚の種類や時間を伝えて医療機関を受診してください。
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