FISHING GUIDE

磯釣りとは?堤防釣りとの違い・釣れる魚・ポイントと安全な装備

磯釣りとは、海岸の岩場(磯)に立って魚を狙う釣りのことです。サラシやシモリなど魚が隠れる場所が多く、メジナ・クロダイ・イシダイ・青物などが釣れるのが魅力です。一方で岩は滑りやすく、波もかぶるため、ライフジャケットなどの装備と潮の確認が欠かせません。

磯は「魚の家」と「危険」が隣り合わせ

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磯を上から見た図。①サラシ(白い泡) ②ワンド(入り江) ③シモリ(沈み根) ④潮通しのいい岬の先。斜線は満潮で沈む場所
磯を上から見た図。①サラシ(白い泡) ②ワンド(入り江) ③シモリ(沈み根) ④潮通しのいい岬の先。斜線は満潮で沈む場所

まず覚える3つのポイント

  1. 1サラシを狙う

    波が岩に当たってできる白い泡の帯がサラシ。魚が身を隠しやすい場所です。

  2. 2足場を最優先に

    釣れそうな所より安全な足場を選ぶのが磯の基本。波をかぶる場所には立ちません。

  3. 3潮の満ち引きを確認

    満潮で帰り道が沈む磯もあります。潮見表で満潮の時刻を必ず確かめましょう。

磯釣りと堤防釣りの違い

磯釣り堤防釣り
釣り場自然の岩場(地磯・沖磯)人工の堤防・岸壁
足場でこぼこで滑りやすい平らで歩きやすい
釣れる魚メジナ・クロダイ・イシダイ・青物などアジ・サバ・ハゼ・カサゴなど
魚の大きさ大型が狙える小〜中型が中心
必要な装備磯靴・ライフジャケット必須ライフジャケット・運動靴
難しさ中〜上級向け初心者向け

歩いて行ける磯を地磯、渡船(わたし船)で渡る沖の岩場を沖磯といいます。

磯釣りで釣れる魚と釣り方

魚主な釣り方時期の目安
メジナ(グレ)フカセ釣り・ウキ釣り秋〜春
クロダイ(チヌ)フカセ釣り・ウキ釣り春〜秋
イシダイ底物釣り(ウニ・カニのエサ)初夏〜秋
ブリ・ヒラマサなど青物ショアジギング・カゴ釣り夏〜秋
ヒラスズキルアー(サラシを狙う)秋〜春
カサゴ・アイナメなど根魚穴釣り・ルアー通年

時期は地域や水温で変わります。磯の代表的な釣り方はフカセ釣り(まき餌で寄せて軽い仕掛けで食わせる釣り)です。

磯で魚がつくポイント

  • サラシ

    白い泡が魚の姿を隠し、エサも流れてきます。メジナやスズキの好ポイントです。

  • ワンド

    岸が入り江のようにへこんだ所。波がおだやかで小魚が集まりやすい場所です。

  • シモリ(沈み根)

    水面下に隠れた岩。周りに根魚やクロダイがつきますが、根掛かりに注意です。

  • 潮通しのいい岬

    沖に突き出た岬は潮の流れが速く、青物や回遊魚が通りやすい場所です。

安全な足場の選び方

  1. 1
    濡れ方を見る

    岩が濡れている所は波をかぶる場所です。乾いた高い場所を選びましょう。

  2. 2
    逃げ道を確認

    大きな波が来たとき後ろへ下がれるか確かめます。行き止まりの岩には立ちません。

  3. 3
    満潮の高さを想像

    今は歩ける道も満潮で沈むことがあります。潮位の変化を考えて場所を決めます。

  4. 4
    波を数分観察

    波は数回に一度大きな波が来ます。数分間見てから釣り座を決めましょう。

海藻やコケのついた岩は特に滑ります。不安な場所には無理に乗らないことが大切です。

磯釣りに必要な安全装備

装備役割選び方の目安
ライフジャケット落水時に体を浮かせる磯では固定式が安心
磯靴(スパイク)岩の上で滑りにくい乾いた岩や砂利向き
磯靴(フェルト)濡れた岩で滑りにくい海藻のある岩向き
グローブ岩や魚から手を守る指先が使えるもの
スマホ(防水)緊急時の連絡充電を十分にする

スパイクとフェルトを組み合わせた靴底もあります。

よくある失敗と対策

  • 一人で磯に行く

    落水やケガに気づいてもらえません。必ず複数人で行きましょう。

  • 満潮の時刻を見ない

    帰り道が沈むことがあります。出発前に潮見表で確認します。

  • スニーカーで乗る

    濡れた岩は非常に滑ります。磯靴を履いてから磯に立ちましょう。

安全・ルール

磯ではライフジャケットと磯靴を必ず着用し、単独釣行は避けましょう。波が高い日や雷の予報がある日は中止してください。

釣りの安全対策をくわしく →

よくある質問

磯釣りとは何ですか?
海岸の岩場(磯)から魚を狙う釣りのことです。歩いて行ける地磯と、渡船で渡る沖磯があり、メジナ・クロダイ・イシダイ・青物など、堤防より大型の魚が狙えるのが魅力です。
磯釣りと堤防釣りの違いは?
磯釣りは自然の岩場、堤防釣りは人工の堤防で釣ります。磯は大型の魚が狙える一方、足場が悪く波をかぶりやすいため、磯靴やライフジャケットなどの装備と経験が必要です。
磯釣りは初心者でもできる?
足場がよく、潮で道が沈まない磯なら初心者でも楽しめます。最初は経験者と一緒に行くか、管理された釣り場や堤防続きの磯から始めると安心です。
磯で落水したらどうする?
あわてて岩にしがみつくと波で打ちつけられることがあります。ライフジャケットで浮いて体力を温存し、仲間に118番(海上保安庁)へ通報してもらいましょう。
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