FISHING GUIDE

船酔い対策|前の日・当日の朝・船の上でできること

船酔いは、目に入る景色と体が感じる揺れのずれで起こりやすくなります。前の日にしっかり眠り、朝は軽く食べ、酔い止めを説明書どおり早めに飲み、船の上では遠くを見る。この4つで、酔いにくさは大きく変わります。

寝る・食べる・薬・遠くを見る

公開日:

船の揺れのイメージ。前と後ろの端は上下に大きく揺れ、まん中に近いほど揺れが小さい。遠くの水平線を見ると酔いにくい
船の揺れのイメージ。前と後ろの端は上下に大きく揺れ、まん中に近いほど揺れが小さい。遠くの水平線を見ると酔いにくい

まず覚える3つのポイント

  1. 1前の日によく眠る

    寝不足は酔いやすくなる大きな原因です。前の晩はお酒を控えて早めに寝ます。

  2. 2酔い止めは早めに

    船に乗ってから飲むのでは遅れがちです。説明書に書かれた時間に合わせて乗る前に飲みます。

  3. 3遠くを見る

    下を向いて細かい作業を続けると酔いやすくなります。水平線など遠くを見るようにします。

いつ、何をするか

タイミングやること避けること
前の日早めに寝る。仕掛けや道具の準備は前の晩に夜ふかし、お酒の飲みすぎ
当日の朝おにぎりなど消化のよいものを軽く食べる空腹のまま、食べすぎ、脂っこい物
出船前酔い止めを説明書どおりに飲む。仕掛けを結んでおく薬を飲んだあとの車の運転
船の上遠くの景色を見る。風通しのよい場所にいる下を向いた作業を続ける、船室にこもる

酔い止めには眠くなる成分が入っているものがあります。飲んだあとは車を運転しないでください。行き帰りの運転をどうするかも、前もって決めておきましょう。

揺れにくい場所と、酔いやすい場所

  • 船のまん中あたり

    船の前や後ろの端より、まん中に近いところのほうが上下の揺れは小さくなります。

  • エンジンの近くは避ける

    排気のにおいで気分が悪くなることがあります。においがこもる場所は避けます。

  • 船室(キャビン)

    移動中に休めますが、景色が見えず空気もこもりがちで、かえって酔いやすいことがあります。

釣り座が先着順やくじで決まる船も多いので、場所を選べないこともあります。選べないときほど、ほかの対策を重ねておきましょう。

酔いそうなとき・酔ってしまったとき

  1. 1
    遠くを見て深呼吸

    仕掛けの作業をいったんやめ、水平線を見ながらゆっくり息をします。

  2. 2
    風に当たる

    風通しのよい場所で、外の空気を吸います。体をしめつける服はゆるめます。

  3. 3
    横になる

    つらいときは目を閉じて横になると楽になることがあります。船長やスタッフに声をかけ、休める場所を聞きましょう。

  4. 4
    少しずつ水分をとる

    吐いたあとは、水やお茶を少しずつ飲んで、脱水にならないようにします。

よくある失敗と対策

  • 酔ってから薬を飲む

    酔い止めは効き始めるまでに時間がかかります。乗る前、説明書に書かれた時間に合わせて飲んでおきましょう。

  • 何も食べずに乗る

    空腹は酔いやすさにつながります。食べすぎも逆効果なので、消化のよいものを腹八分目にします。

  • 揺れる船上で仕掛けを結ぶ

    下を向いて細かい作業を続けると酔いやすくなります。仕掛けは前の晩や港で準備しておきましょう。

安全・ルール

酔い止めには、眠くなる成分が入っているものがあります。服用したあとは車やバイクを運転しないでください。持病がある人、ほかの薬を飲んでいる人は、薬剤師や医師に相談してから使いましょう。

釣りの安全対策をくわしく →

よくある質問

酔い止めはいつ飲めばいいですか?
薬によって飲むタイミングが違うので、説明書に書かれた時間を守ってください。多くは船に乗る30分〜1時間前ごろで、酔ってからでは効き始めが遅れます。
船のどこに座ると酔いにくいですか?
一般に、前や後ろの端より、まん中に近いところのほうが揺れは小さくなります。エンジンの排気のにおいがする場所や、空気のこもる船室は避けましょう。
一度酔うと、もう船釣りは無理ですか?
睡眠・朝ごはん・薬・過ごし方を見直すと、酔わずに楽しめることが多いです。最初は波の穏やかな内湾の釣り物や、半日の便から始めると安心です。
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