
まず覚える3つのポイント
- 12つの種類
すぐ浮く固定式と、軽くて動きやすい膨張式。釣り場に合わせて選びます。
- 2船なら桜マーク
船釣りでは、国の基準に合った桜マークのタイプAを選ぶのが基本です。
- 3着てこそ意味がある
体に合ったサイズを選び、ベルトをしめて正しく着ます。
固定式と膨張式の違い
| 種類 | しくみ | よいところ | 気をつけること |
|---|---|---|---|
| 固定式(ベスト型) | 浮力材が入っていて、落ちたらすぐ浮く | ふくらませる操作がいらない。ポケットが多い | かさばり、夏は暑い |
| 膨張式・自動 | 水を感じると自動でふくらむ | 軽くて動きやすい。気を失っても浮ける | ボンベなどの点検が必要。水がかかるとふくらむことがある |
| 膨張式・手動 | ひもを引いてふくらませる | 軽く、むだにふくらみにくい | 落ちたときに自分で引く必要がある |
多くの自動膨張式には、手動で引くひもも付いています。膨張式は、ふくらませたあとにボンベなどの交換が必要です。
釣り場別のおすすめ
- 磯・テトラ
転んだり岩に当たったりしやすい場所です。すぐ浮く固定式が安心です。
- 足場のよい堤防・海釣り公園
動きやすい膨張式も選べます。固定式ならより安心です。
- 船釣り
小型船舶では着用が原則義務です。桜マークのタイプAを選びます。乗る前に船長に確認します。
- 子ども
子ども用の固定式で、股ひもがあり体に合うものを選びます。大人用で代用しません。
桜マークとタイプの意味
- 桜マーク
国土交通省の安全基準に合格したライフジャケットに付く印です。船に乗るときは、これが付いたものが求められます。
- タイプA
いちばん基準が厳しく、すべての航行区域の小型船舶で使えます。迷ったらタイプAを選べば船釣りにも使えます。
- 浮力の目安
タイプAは7.5kg以上の浮力が基準です。頭を水面から出しておくための浮力です。
- 岸からの釣り
岸からの釣りに桜マークは必須ではありませんが、基準に合ったものは安心の目安になります。
細かな基準や着用義務の範囲は、国土交通省の案内で確認できます。
買ったあとの点検と正しい着方
- 1サイズを合わせる
胸囲や腰回りに合うものを選び、ベルトをしめて体からずれないようにします。
- 2膨張式は表示を確認
ボンベや自動部品の状態を示す表示(インジケーター)を、釣りの前に毎回見ます。
- 3期限を守る
膨張式の部品には使用期限があります。説明書の期限で交換します。
- 4ふくらんだら交換
一度ふくらんだら、ボンベなどを交換するまで使わないでください。
- 5ベルトに物を下げすぎない
重い道具を下げると浮き方が悪くなることがあります。
よくある失敗と対策
持って行くだけで着ない
落ちるのは一瞬です。釣り場に着いたらすぐ着て、帰るまで脱がないようにします。
膨張式を点検しない
ボンベが外れていたり期限切れだったりすると、ふくらまないことがあります。毎回確かめます。
サイズが合っていない
ゆるいと水中で抜けたり、顔が沈んだりします。体に合うものをベルトでしめて着ます。
ライフジャケットを着ていても、波の高い日や立入禁止の場所での釣りは危険です。海に落ちた人を見かけたら、飛び込まずに浮く物を投げ、海上保安庁の118番に通報してください。
釣りの安全対策をくわしく →よくある質問
- 堤防の釣りでもライフジャケットは必要ですか?
- 岸からの釣りに一律の着用義務はないのが一般的ですが、堤防からの落水事故は毎年起きています。釣り施設によっては着用がルールの場所もあります。命を守るために必ず着ましょう。
- 自動膨張式は雨でふくらみますか?
- 水を感じてふくらむしくみなので、強い雨や波しぶき、水たまりに座るなどでふくらむことがあります。製品ごとの注意を説明書で確認しましょう。
- 固定式と膨張式、初心者はどちらがいいですか?
- どこでも安心なのは、すぐ浮く固定式です。堤防で軽さを重視するなら膨張式も選べますが、点検が欠かせません。船釣りもするなら桜マークのタイプAを選ぶと幅広く使えます。
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