ゴマフグ釣り方・釣れる時期・見分け方

Takifugu stictonotus

フグ・カワハギの仲間猛毒

ゴマフグとは、フグ科に属する魚です。主な生息場所は「沿岸〜沖合の砂泥底・岩礁周り」。大きさは20cm前後で、大きいものは35cmほどになります。

ゴマフグのイラスト(特徴を強調した図)

猛毒

肝臓・卵巣・皮などにフグ毒(テトロドトキシン)を持ち、少量でも命に関わります。フグの処理は資格や届出のある専門家に任せ、釣ったフグを自分でさばいて食べないでください。

一般的な情報をもとにした目安で、すべての危険を網羅するものではありません。迷ったら食べない・素手で触らないようにし、詳しくは保健所などの情報を確認してください。 毒・危険のある魚一覧

釣れる時期

釣れる時期3〜12月
最盛期10〜12月

関東〜西日本の沿岸を基準にした一般的な目安です。地域・年・釣り方によって変わります。

10月に釣れる魚11月に釣れる魚12月に釣れる魚

図解で攻略:ゴマフグの釣り方

黒い体にゴマのような小さな点があるフグ。船のカットウ釣りや投げ釣りで釣れるが、猛毒があり自分でさばくのは厳禁。

1ゴマフグはどこにいる?キーワードは「砂泥底」と「根まわり」

潮の流れ かけあがり 瀬(岩場) 春は浅場へ
  1. 沿岸〜沖の砂泥底

    底近くでエサを探して泳ぐ

  2. かけあがり・根まわり

    底の変化や岩場のまわりにも付く

  3. 堤防まわり

    時期によってちょい投げや落とし込みに混じる

2釣れる時期と時間帯

秋〜初冬 10〜12月本番活発にエサを食べ、釣果が上がる最盛期
春 3〜5月釣れ始める時期。地域によって狙える
夏 6〜9月堤防の外道として釣れることもある
冬 1〜2月深場へ移り、釣りにくくなる
朝好機船は朝イチの食いが良い
日中狙える底近くを丁寧に探れば釣れる
潮が動く時好機潮がよく流れるとエサを追う
潮止まり渋い流れが止まるとアタリが減る

背中のゴマのような黒い点が名前の由来

3ゴマフグの釣り方基本は「船のカットウ釣り」

  1. 1落とす仕掛けを底まで沈める
  2. 2少し上げるオモリを底から少し離す
  3. 3待つエサをつつく小さな重みを感じる
  4. 4掛ける竿を素早く上げて掛け針で掛ける
  1. カットウ釣り(船)

    エサをつつくフグを掛け針で引っかける。地域の船宿の仕掛けに合わせる

    カットウ竿 1.5〜1.8mPE1〜2号オモリは船の指定
  2. 投げ釣り・ちょい投げ

    堤防や砂浜からエサ釣りで釣れることがある

  3. 胴付き・タイラバの外道

    船の底釣りで混じって釣れることも

4釣果が変わる5つのコツ

  1. 猛毒がある

    肝臓・卵巣などにフグ毒。少量でも命に関わる

  2. 自分でさばかない

    似たフグと見分けにくい。素人調理は絶対にしない

  3. 免許のある店に任せる

    処理はフグ調理の免許・資格のある店に頼む

  4. 歯に注意

    噛む力が強い。プライヤーで針を外す

  5. 堤防に放置しない

    いらないフグは海へ戻す。放置は事故やトラブルのもと

釣れる時期・時間は地域や年によって変わります。目安として参考にしてください。

ゴマフグの見分け方

黒っぽい体にゴマのような小さな点があるフグ。毒がある

よく似た魚との違い(フグの仲間(すべて毒あり))

  • ゴマフグ背中にゴマを散らしたような黒い点
  • トラフグ胸びれの後ろに、白く縁どられた大きな黒い点。大型
  • ショウサイフグ黄褐色の背に細かいまだら。尾びれの下のふちが白い
  • コモンフグ背中に白い小さな点と、うすい黒っぽい斑紋
  • クサフグ小型で、緑褐色の背中に白い小さな点が散る

黄色の点線の円が、見分けの決め手になる場所です。色や模様は個体や大きさで変わることがあります。

フグの仲間(すべて毒あり)の見分け方をくわしく見る →

ゴマフグは食べられる?

フグ毒(テトロドトキシン)を持つため、釣ったものを自分でさばいて食べないでください。フグの処理は資格や届出のある専門家に任せます。

ゴマフグの基本データ

分類
フグ目 フグ科
大きさ
よく釣れるのは20cm前後、35cmを超えると大型
寿命
5〜10年
産卵期
4〜6月
生息場所
沿岸〜沖合の砂泥底・岩礁周り
好むエサ
小魚、甲殻類、貝類

寿命・産卵期・大きさは資料による目安で、地域や個体で差があります。

ゴマフグの豆知識

  • 背中一面に散らばる黒い小斑点が胡麻をふりかけたように見えることが名前の由来。
  • トラフグに次いで取引されることもある食用フグの一種だが、有毒部位があるため必ず専門の処理施設で調理される。
  • 堤防のちょい投げや落とし込みなどで外道として釣れることがある。
  • 他のフグ同様、危険を感じると体を大きく膨らませて威嚇する習性を持つ。
  • 地域によっては「ナシフグ」などと混同されやすく、見分けには注意が必要とされる。

ゴマフグのよくある質問

ゴマフグはいつ釣れますか?
3〜12月に釣れます。最盛期は10〜12月です。関東〜西日本の沿岸を基準にした一般的な目安です。地域・年・釣り方によって変わります。
ゴマフグはどこにいますか?
沿岸〜沖合の砂泥底・岩礁周りにいます。キーワードは「砂泥底」と「根まわり」。
ゴマフグに毒や危険はありますか?
肝臓・卵巣・皮などにフグ毒(テトロドトキシン)を持ち、少量でも命に関わります。フグの処理は資格や届出のある専門家に任せ、釣ったフグを自分でさばいて食べないでください。
ゴマフグは食べられますか?
フグ毒(テトロドトキシン)を持つため、釣ったものを自分でさばいて食べないでください。フグの処理は資格や届出のある専門家に任せます。