メバル釣り方・釣れる時期・見分け方

Sebastes inermis

根魚・磯魚

メバルとは、メバル科に属する魚です。主な生息場所は「岩礁・藻場、夜行性で夜間に浅場へ」。大きさは15cm前後で、大きいものは25cmほどになります。

地方名・別名ハチメ(北陸)、メバリ魚の地方名一覧

メバルのイラスト(特徴を強調した図)

釣れる時期

釣れる時期10〜6月
最盛期1〜4月

関東〜西日本の沿岸を基準にした一般的な目安です。地域・年・釣り方によって変わります。

1月に釣れる魚2月に釣れる魚3月に釣れる魚4月に釣れる魚

図解で攻略:メバルの釣り方

大きな目が特徴で、春を告げる魚「春告魚」。冬〜春の夜、常夜灯まわりでライトゲーム(メバリング)で狙うのが人気。

1メバルはどこにいる?キーワードは「明暗」と「藻場」

流れ 明るい側 暗い側で待ち伏せ 明暗の境目
  1. 常夜灯の明暗

    明かりに集まる小魚やエビを、暗い側で待ち構える

  2. 藻場・岩礁の浅場

    海藻のまわりに群れる。夜は浅場まで寄ってくる

  3. 堤防の際・テトラ

    壁際やテトラまわりの表層〜中層に浮いていることも多い

上を向いてエサを待つ魚。底より表層〜中層を探る。

2釣れる時期と時間帯

冬 12〜2月本番産仔前後でよく釣れる。夜の常夜灯が熱い
春 3〜4月数釣り「春告魚」の名どおり。浅場で数が出る
初夏 5〜6月まだ釣れるが、水温上昇とともに深場へ
秋 10〜11月シーズン開幕。小型が多め
夜最大の好機常夜灯の明暗の境目で表層を探る
夕マヅメ好機暗くなり始めると浮いてくる
日中渋い藻や岩の陰に隠れる。底付近なら釣れることも
潮ゆるい流れ潮がゆっくり動く時が釣りやすい

北陸では「ハチメ」とも呼ばれる。目が張り出していることから「目張」

3メバルの釣り方基本は「ジグヘッド+ワームのただ巻き」

  1. 1投げる明暗の少し先へ軽く投げる
  2. 2沈める数秒カウントして層を決める
  3. 3ゆっくり巻くスローなただ巻きが基本
  4. 4層を変える反応なければ深さを変える
  1. メバリング(ルアー)

    0.5〜2gのジグヘッドに小さなワーム。表層をゆっくり巻く

    ロッド 7〜8ft ULPE0.2〜0.4号リーダー1〜1.5号
  2. ウキ釣り

    電気ウキに青イソメ・シラサエビ。明暗の境目を流す

  3. プラグ

    活性が高い夜は小型ミノー・シンキングペンシルで表層を

4釣果が変わる5つのコツ

  1. とにかく「ゆっくり」

    速い動きは苦手。巻き速度はゆっくり一定が基本

  2. 上を意識する

    上向きにエサを待つ魚。表層から順に探る

  3. 月夜と闇夜

    明るい月夜はやや深め、闇夜は常夜灯まわりが有利

  4. 細い糸が効く

    目がいい魚。細いリーダーで食いが変わる

  5. トゲに注意

    背びれ・えらぶたにトゲ。フィッシュグリップがあると安心

釣れる時期・時間は地域や年によって変わります。目安として参考にしてください。

メバルが釣れる釣り方

穴釣りウキ釣りヘチ・落とし込みライトゲーム

やり方・道具・コツを図解した「釣り方入門」へ。

メバルの見分け方

目がとても大きい。体にうすい横じまがある

よく似た魚との違い(メバル・ソイの仲間)

  • メバル目がとても大きく、下あごが少し突き出る。体は黒・茶・赤っぽい
  • ソイメバルより体が太く頭のトゲが目立つ。灰色〜黒っぽい
  • クロソイ黒っぽい灰色で、目の下に3本のトゲのような突起が並ぶ
  • ムラソイずんぐりして、茶色〜黒のまだら。胸びれが大きい
  • タケノコメバル黄土色の地に、黒茶色のまだら模様
  • キツネメバル口先がとがったキツネ顔。茶色のまだら模様

黄色の点線の円が、見分けの決め手になる場所です。色や模様は個体や大きさで変わることがあります。

メバル・ソイの仲間の見分け方をくわしく見る →

メバルの食べ方・おいしい料理

ふっくらした白身

  • 煮付け
  • 塩焼き
  • 唐揚げ

煮付けの定番。うろこと内臓を取り、丸ごと煮ると身がくずれにくくなります。

味や旬は地域・季節・個体で変わります。釣った魚はすぐ冷やし、毒や寄生虫の注意がある魚は特に気をつけてください。 締め方・血抜き・さばき方も参考に。

メバルの基本データ

分類
カサゴ目 メバル科
大きさ
よく釣れるのは15cm前後、25cmを超えると大型
寿命
10〜20年
産卵期
冬(卵胎生、種による差が大きい)
生息場所
岩礁・藻場、夜行性で夜間に浅場へ
好むエサ
小魚、甲殻類、多毛類
地方名・別名
ハチメ(北陸)、メバリ

寿命・産卵期・大きさは資料による目安で、地域や個体で差があります。

メバルの豆知識

  • 名前の由来は大きく張り出した目、「目張る」から。
  • 春に釣れ始めることから「春告魚(はるつげうお)」とも呼ばれる。
  • 赤みの強いタイプと白っぽいタイプなど、生息環境で色合いが異なる。
  • 群れで浮いていることが多く、ライトゲームのルアーやウキ釣りで狙われる。
  • 煮付けにすると身離れがよく、家庭料理でも人気が高い。

メバルのよくある質問

メバルはいつ釣れますか?
10〜6月に釣れます。最盛期は1〜4月です。関東〜西日本の沿岸を基準にした一般的な目安です。地域・年・釣り方によって変わります。
メバルはどこにいますか?
岩礁・藻場、夜行性で夜間に浅場へにいます。キーワードは「明暗」と「藻場」。
メバルはどうやって食べるとおいしいですか?
ふっくらした白身。煮付け・塩焼き・唐揚げなどがおすすめです。煮付けの定番。うろこと内臓を取り、丸ごと煮ると身がくずれにくくなります。
メバルの地方名は?
ハチメ(北陸)、メバリなどと呼ばれます。地域によって呼び方が違います。