クロソイ釣り方・釣れる時期・見分け方

Sebastes schlegelii

根魚・磯魚

クロソイとは、メバル科に属する魚です。主な生息場所は「岩礁・防波堤周りの物陰」。大きさは30cm前後で、大きいものは50cmほどになります。

クロソイのイラスト(特徴を強調した図)

クロソイとは?

クロソイは、メバルの仲間(メバル属)の根魚です。体は黒っぽい灰褐色で、大きな口をもち、30cm前後、大きいものは50cmほどになります。北海道・東北など北日本に多く、堤防・テトラ・岩礁の物陰にすみ、夜に活発になるため夜釣りの定番ターゲットです。メバルの仲間らしく、卵ではなく子ども(仔魚)を産みます。

クロソイムラソイメバルカサゴ
体の色黒っぽい灰色、模様が少ない茶色〜黒のまだら黒・茶・金色など赤褐色のまだら
体つき大きくなる(50cm級も)ずんぐり・小型目が大きく細身頭が大きい
いる場所根まわり・常夜灯浅い岩礁の穴藻場の中層岩・テトラの底
よく釣れる時間夜昼〜夕方夕方〜夜昼も夜も

色や模様は個体や大きさで変わります。迷ったら見分け方とよく似た魚の見分け方も見てください。

釣れる時期

釣れる時期4〜12月
最盛期5〜7月・10〜11月

関東〜西日本の沿岸を基準にした一般的な目安です。地域・年・釣り方によって変わります。

5月に釣れる魚6月に釣れる魚7月に釣れる魚10月に釣れる魚11月に釣れる魚

図解で攻略:クロソイの釣り方

目の下の3本の黒い線が目印のソイ。北日本で人気の根魚で、夜の常夜灯まわりや堤防の根でよく釣れる。

1クロソイはどこにいる?キーワードは「根まわり」と「常夜灯」

堤防・岸壁 テトラのすき間 根(岩礁)の際 穴や影から出て、エサを待ち伏せ
  1. 岩礁・テトラまわり

    昼は岩陰やすき間にひそむ

  2. 堤防の際・敷石

    港の壁際・敷石は身近な好ポイント

  3. 常夜灯の明暗

    夜は明かりに集まる小魚を追って浮いてくる

居着く性質が強く、同じポイントで何度も釣れることがある。

2釣れる時期と時間帯

初夏 5〜7月本番産仔後の荒食い。浅場でよく釣れる
秋 10〜11月本番水温が下がり活発に。大型のチャンス
春 4月シーズン開幕。浅場へ寄り始める
夏・冬 8〜9月・12月釣れるが食いは落ち着く
夜最大の好機夜行性。常夜灯まわりで浮いてくる
夕マヅメ好機暗くなり始めると動き出す
日中渋い根の奥。穴釣りなら狙える
潮動く時潮が動き出す時間に食いが上がる

3クロソイの釣り方基本は「ワームのスローな巻き」

  1. 1投げる明暗や根の際へ投げる
  2. 2沈める底または中層まで沈める
  3. 3ゆっくり巻くスローなただ巻きが基本
  4. 4層を変える反応なければ深さを変える
  1. ロックフィッシュゲーム

    ジグヘッド・テキサスリグにワーム。夜は中層も探る

    ロッド 7〜9ft L〜MPE0.6〜1号リーダー3〜4号
  2. ウキ釣り

    電気ウキに青イソメ・サンマの切り身。明暗を流す

  3. 穴釣り

    日中はテトラのすき間にブラクリを落とす

4釣果が変わる5つのコツ

  1. 夜は浮いている

    夜は底だけでなく中層〜表層も探る

  2. ゆっくり見せる

    速い動きは苦手。スローに巻いて見せる

  3. 掛けたら根から離す

    根に潜る。合わせたら一気に巻く

  4. トゲに注意

    頭やえらぶたにトゲ。グリップで持つ

  5. 夜の足場に注意

    暗い堤防は危険。ライトとライフジャケットを

釣れる時期・時間は地域や年によって変わります。目安として参考にしてください。

クロソイの見分け方

黒っぽい灰色。目の下から斜めに黒い線が3本

よく似た魚との違い(メバル・ソイの仲間)

  • クロソイ黒っぽい灰色で、目の下に3本のトゲのような突起が並ぶ
  • メバル目がとても大きく、下あごが少し突き出る。体は黒・茶・赤っぽい
  • ソイメバルより体が太く頭のトゲが目立つ。灰色〜黒っぽい
  • ムラソイずんぐりして、茶色〜黒のまだら。胸びれが大きい
  • タケノコメバル黄土色の地に、黒茶色のまだら模様
  • キツネメバル口先がとがったキツネ顔。茶色のまだら模様

黄色の点線の円が、見分けの決め手になる場所です。色や模様は個体や大きさで変わることがあります。

メバル・ソイの仲間の見分け方をくわしく見る →

クロソイの食べ方・おいしい料理

しまった白身

  • 煮付け
  • 刺身
  • 唐揚げ
  • 鍋

皮にうま味があるので、皮ごと煮付けや鍋にするのがおすすめです。

味や旬は地域・季節・個体で変わります。釣った魚はすぐ冷やし、毒や寄生虫の注意がある魚は特に気をつけてください。 締め方・血抜き・さばき方も参考に。

クロソイの基本データ

分類
カサゴ目 メバル科
大きさ
よく釣れるのは30cm前後、50cmを超えると大型
寿命
10〜20年
産卵期
冬(卵胎生、種による差が大きい)
生息場所
岩礁・防波堤周りの物陰
好むエサ
小魚、甲殻類

寿命・産卵期・大きさは資料による目安で、地域や個体で差があります。

クロソイの豆知識

  • 体色が黒みがかっていることが名前の由来で、防波堤周りでも見られる身近な根魚。
  • 夜行性が強く、常夜灯周りでのナイトゲームでよく狙われる。
  • 縄張り意識が強く、居着いた個体は同じポイントに留まりやすい。
  • 白身で歯ごたえがあり、刺身や煮付けで美味しく食べられる。
  • ソイ類の中でも比較的大きく成長する種として知られる。

クロソイのよくある質問

クロソイとはどんな魚ですか?
メバルの仲間(メバル属)の根魚で、黒っぽい灰褐色の体と大きな口が特徴です。北日本の堤防・テトラ・岩礁に多く、夜に活発になります。30cm前後で、大きいものは50cmほどになります。
クロソイとソイの違いは?
「ソイ」はクロソイ・ムラソイ・キツネメバルなど、メバルの仲間の何種類かをまとめた呼び方です。クロソイはその中の1種類です。
クロソイは夜に釣れますか?
はい。夜行性で、日没後に常夜灯まわりや根の近くでエサを追うため、夜釣りのほうが釣れやすい魚です。ワームやエサを底付近から探ります。
クロソイはいつ釣れますか?
4〜12月に釣れます。最盛期は5〜7月・10〜11月です。関東〜西日本の沿岸を基準にした一般的な目安です。地域・年・釣り方によって変わります。
クロソイはどこにいますか?
岩礁・防波堤周りの物陰にいます。キーワードは「根まわり」と「常夜灯」。
クロソイはどうやって食べるとおいしいですか?
しまった白身。煮付け・刺身・唐揚げなどがおすすめです。皮にうま味があるので、皮ごと煮付けや鍋にするのがおすすめです。