ヒラマサ釣り方・釣れる時期・見分け方

Seriola lalandi

回遊魚・青物

ヒラマサとは、アジ科に属する魚です。主な生息場所は「沿岸〜沖合の中層、岩礁帯周りを回遊」。大きさは60cm前後で、大きいものは100cmほどになります。

地方名・別名ヒラ、ヒラス(九州)魚の地方名一覧

ヒラマサのイラスト(特徴を強調した図)

釣れる時期

釣れる時期4〜11月
最盛期5〜7月

関東〜西日本の沿岸を基準にした一般的な目安です。地域・年・釣り方によって変わります。

5月に釣れる魚6月に釣れる魚7月に釣れる魚

図解で攻略:ヒラマサの釣り方

ブリに似た大型の青物で、引きの強さは青物トップクラス。磯からのショアジギングや船のジギング・キャスティングで狙う。

1ヒラマサはどこにいる?キーワードは「潮通し」と「磯・瀬」

磯 サラシ(白い泡) 潮目 沈み根
  1. 潮通しのいい磯・岬の先

    外海に面した潮の速い磯に回ってくる

  2. 沈み根・瀬のまわり

    岩礁帯のまわりを回遊する。根の近くが通り道

  3. サラシ・潮目

    波が砕けるサラシや潮目に小魚を追って入る

岸からは磯のショアジギング、船からはジギングやキャスティングが中心。

2釣れる時期と時間帯

初夏 5〜7月本番大型が岸寄りしやすく、磯からのチャンス
春 4月地域によって釣れ始める
秋 9〜11月小魚を追って回遊。船・磯とも狙える
夏 8月日中は渋め。朝夕に絞る
朝マヅメ最大の好機夜明け前後が一番の時合い
潮が動く時好機潮がよく流れる時間に回ってきやすい
夕マヅメ狙える日没前後にもう一度チャンス
日中渋い岸からは難しい時間。サラシや潮目に絞る

九州ではヒラス、単にヒラとも呼ばれる

3ヒラマサの釣り方基本は「ショアジギング(磯)」

  1. 1遠投潮目やサラシの先へ投げる
  2. 2沈める底近くまで沈めて糸ふけを取る
  3. 3ジャーク竿をシャクりながら速めに巻く
  4. 4根から離す掛けたら一気に根から引き離す
  1. ショアジギング(磯)

    メタルジグ40〜80gを遠投。トップのダイペンも有効

    ロッド 10ft前後 MH〜HPE2〜4号リーダー8〜16号
  2. ジギング・キャスティング(船)

    船からジグやトップで瀬まわりを狙う。大型のチャンスが多い

  3. 泳がせ釣り

    アジやイワシの生きエサを流す。大型が出やすい

4釣果が変わる5つのコツ

  1. 根に潜られない

    掛けると根に向かって走る。止めきれる強いタックルで

  2. ドラグは強めに

    根ずれ対策でドラグはやや強めにして主導権を取る

  3. ブリとの見分け

    口の角が丸い、黄色い線がくっきりならヒラマサ

  4. 磯では安全第一

    大物狙いの磯は危険も多い。ライフジャケット・スパイクシューズは必須

  5. すぐ締めて血抜き

    エラを切って血抜き→氷で味が大きく変わる

釣れる時期・時間は地域や年によって変わります。目安として参考にしてください。

ヒラマサが釣れる釣り方

泳がせ釣り

やり方・道具・コツを図解した「釣り方入門」へ。

ヒラマサの見分け方

ブリに似るが、黄色い線がくっきりで、口の角が丸い

よく似た魚との違い(ブリ・ヒラマサ・カンパチ)

  • ヒラマサ黄色い線がくっきり。上あごの後ろの角が丸く、体がやや平たい
  • ブリ(イナダ・ワラサ)黄色い線がぼんやり。上あごの後ろの角が角ばっている
  • カンパチ目の上から斜めに「八」の字の黒い帯。体がやや赤みを帯びる

黄色の点線の円が、見分けの決め手になる場所です。色や模様は個体や大きさで変わることがあります。

ブリ・ヒラマサ・カンパチの見分け方をくわしく見る →

ヒラマサの食べ方・おいしい料理

身がしまり、脂は上品

  • 刺身
  • しゃぶしゃぶ
  • 照り焼き

大型は血抜きをしっかりし、数日寝かせるとうま味が出るといわれます。

味や旬は地域・季節・個体で変わります。釣った魚はすぐ冷やし、毒や寄生虫の注意がある魚は特に気をつけてください。 締め方・血抜き・さばき方も参考に。

ヒラマサの基本データ

分類
スズキ目 アジ科
大きさ
全長1m超。2.5m近い記録もある
寿命
最高12年ほどの記録がある
産卵期
日本近海では4〜8月頃とされ、ブリより遅い
生息場所
沿岸〜沖合の中層、岩礁帯周りを回遊
好むエサ
小魚、甲殻類
地方名・別名
ヒラ、ヒラス(九州)

ブリより上アゴの角が丸く、胸ビレが腹ビレより短いのが見分けのポイント

寿命・産卵期・大きさは資料による目安で、地域や個体で差があります。

ヒラマサの豆知識

  • ブリによく似ているが、体高が高く上あごの後端が丸みを帯びるのが見分けるポイント。
  • 引きが非常に強く、ジギングやキャスティングの人気ターゲット。
  • 磯場のヒットポイントを見極めるショアジギングの人気ターゲット。
  • 刺身にすると脂は控えめだが上品な甘みがあると評される。
  • 群れよりも単独や少数で行動する傾向があるとされる。

ヒラマサのよくある質問

ヒラマサはいつ釣れますか?
4〜11月に釣れます。最盛期は5〜7月です。関東〜西日本の沿岸を基準にした一般的な目安です。地域・年・釣り方によって変わります。
ヒラマサはどこにいますか?
沿岸〜沖合の中層、岩礁帯周りを回遊にいます。キーワードは「潮通し」と「磯・瀬」。
ヒラマサはどうやって食べるとおいしいですか?
身がしまり、脂は上品。刺身・しゃぶしゃぶ・照り焼きなどがおすすめです。大型は血抜きをしっかりし、数日寝かせるとうま味が出るといわれます。
ヒラマサの地方名は?
ヒラ、ヒラス(九州)などと呼ばれます。地域によって呼び方が違います。