ウルメイワシ釣り方・釣れる時期・見分け方

Etrumeus micropus

回遊魚・青物

ウルメイワシとは、ニシン科に属する魚です。主な生息場所は「沿岸〜沖合の表層を群れで回遊」。大きさは20cm前後で、大きいものは30cmほどになります。

地方名・別名ウルメ魚の地方名一覧

ウルメイワシのイラスト(特徴を強調した図)

釣れる時期

釣れる時期10〜4月
最盛期12〜2月

関東〜西日本の沿岸を基準にした一般的な目安です。地域・年・釣り方によって変わります。

1月に釣れる魚2月に釣れる魚12月に釣れる魚

図解で攻略:ウルメイワシの釣り方

大きな目が特徴のイワシで、冬にサビキで狙える。ほかのイワシより少し深い層を泳ぐことが多い。

1ウルメイワシはどこにいる?キーワードは「潮通し」と「やや深いタナ」

堤防の先端 潮目 鳥山・ナブラの下 エサの小魚を追って回遊
  1. 潮通しのいい堤防の先端

    回遊してくる魚。外海に面した場所ほど期待できる

  2. 中層〜やや深いタナ

    ほかのイワシより深めを泳ぐことが多い

  3. 港の入口・沖向き

    群れが入ると港の入口を通って回ってくる

2釣れる時期と時間帯

冬 12〜2月本番群れが岸寄りしやすく型もいい
秋 10〜11月地域によって釣れ始める
春 3〜4月群れが残っていれば釣れる
夏 5〜9月岸からはあまり見かけない
朝マヅメ最大の好機夜明け前後が一番の時合い
日中群れ次第群れがいれば釣れる。深めのタナを探る
夕マヅメ好機日没前後にもう一度チャンス
潮動く時潮が動いている時間に回ってきやすい

単に「ウルメ」とも。目がうるんだように見えることが名前の由来とされる

3ウルメイワシの釣り方基本は「サビキ釣り」

  1. 1エサを詰めるカゴにアミエビを八分目入れる
  2. 2深めに落とす中層からやや深めまで沈める
  3. 3しゃくる竿を軽く上下させてコマセをまく
  4. 4タナを探る釣れなければ深さを少しずつ変える
  1. サビキ釣り

    小さめの針のサビキで中層〜やや深めを探る

    磯竿2〜3号 3〜4.5m道糸3号サビキ針3〜5号
  2. ウキサビキ

    群れが遠い時はウキを付けて沖へ流す

  3. 泳がせ釣りのエサに

    釣れたら青物の生きエサにも使える

4釣果が変わる5つのコツ

  1. タナを深めに

    ほかのイワシで釣れない時も、深めに落とすと釣れることがある

  2. 針は小さめ

    口が小さい。3〜5号程度の針が掛かりやすい

  3. コマセを切らさない

    群れを足止めするにはこまめにまく

  4. 鮮度が命

    とても傷みが早い魚。すぐ氷で冷やす

  5. 丸干しもおすすめ

    釣りたてを丸干しにすると旨みが凝縮する

釣れる時期・時間は地域や年によって変わります。目安として参考にしてください。

ウルメイワシの見分け方

目がうるんだように大きく、体が丸っこいイワシ。黒い点はない

よく似た魚との違い(イワシの仲間)

  • ウルメイワシ黒い点がなく、目が大きくうるんで見える。体は丸っこい
  • マイワシ体の横に黒い点が1列に並ぶ
  • カタクチイワシ細身で、上あごが下あごより前に大きく出る(口が大きい)

黄色の点線の円が、見分けの決め手になる場所です。色や模様は個体や大きさで変わることがあります。

イワシの仲間の見分け方をくわしく見る →

ウルメイワシの食べ方・おいしい料理

脂は控えめで、香りのよい身

  • 丸干し
  • 刺身
  • フライ

鮮度が落ちやすいので、その日のうちに調理するか干物にします。

味や旬は地域・季節・個体で変わります。釣った魚はすぐ冷やし、毒や寄生虫の注意がある魚は特に気をつけてください。 締め方・血抜き・さばき方も参考に。

ウルメイワシの基本データ

分類
ニシン目 ニシン科
大きさ
よく釣れるのは20cm前後、30cmを超えると大型
寿命
5〜8年
産卵期
2〜5月
生息場所
沿岸〜沖合の表層を群れで回遊
好むエサ
動物プランクトン
地方名・別名
ウルメ

寿命・産卵期・大きさは資料による目安で、地域や個体で差があります。

ウルメイワシの豆知識

  • マイワシより体高が低く細長い体型で、目が大きく潤んで見えることが名前の由来とされる。
  • 傷みが早いため鮮度が特に重要とされ、丸干しなどに加工されることも多い。
  • 水揚げ後すぐに鮮度が落ちるため、産地でしか刺身で食べられないと言われる。
  • 丸干しにすると旨味が凝縮され、朝食のおかずとして人気。
  • 大きな目が特徴で、他のイワシ類より深い層を泳ぐことが多い。

ウルメイワシのよくある質問

ウルメイワシはいつ釣れますか?
10〜4月に釣れます。最盛期は12〜2月です。関東〜西日本の沿岸を基準にした一般的な目安です。地域・年・釣り方によって変わります。
ウルメイワシはどこにいますか?
沿岸〜沖合の表層を群れで回遊にいます。キーワードは「潮通し」と「やや深いタナ」。
ウルメイワシはどうやって食べるとおいしいですか?
脂は控えめで、香りのよい身。丸干し・刺身・フライなどがおすすめです。鮮度が落ちやすいので、その日のうちに調理するか干物にします。
ウルメイワシの地方名は?
ウルメなどと呼ばれます。地域によって呼び方が違います。