トビウオ釣り方・釣れる時期・見分け方

Cheilopogon spp.

回遊魚・青物

トビウオとは、トビウオ科に属する魚です。主な生息場所は「外洋の表層を回遊」。大きさは30cm前後で、大きいものは40cmほどになります。

地方名・別名アゴ(九州・山陰)魚の地方名一覧

トビウオのイラスト(特徴を強調した図)

釣れる時期

釣れる時期5〜8月
最盛期5〜7月

関東〜西日本の沿岸を基準にした一般的な目安です。地域・年・釣り方によって変わります。

5月に釣れる魚6月に釣れる魚7月に釣れる魚

図解で攻略:トビウオの釣り方

大きな胸びれを広げて海面を滑空する魚。釣りでは狙う人は少ないが、初夏に沿岸へ寄った群れを船や港から狙えることもある。

1トビウオはどこにいる?キーワードは「沖の表層」と「潮目」

船で沖へ 潮目 鳥山・ナブラの下 流れ藻
  1. 沖の表層

    外洋の表層を群れで回遊。船から飛ぶ姿がよく見られる

  2. 潮目・流れ藻

    エサのプランクトンが溜まる潮目に集まる

  3. 初夏の沿岸

    産卵期は岸近くに寄る地域もある

カツオ・シイラ・GTなど大型魚のエサとしても重要な魚。

2釣れる時期と時間帯

春 5月本番産卵で沿岸へ寄る。群れに出会いやすい
初夏 6〜7月本番地域によって最も多く見られる時期
夏 8月群れは減っていく
秋〜冬 9〜4月沖や南の海へ。岸からは見られない
朝マヅメ狙える表層の群れが動き出す時間
日中群れ次第船の周りで飛ぶ姿が見えたらチャンス
夕マヅメ狙える薄暗くなると群れが寄ることがある
夜地域次第明かりに寄る習性があるとされる。地域のルールを確認

九州・山陰では「アゴ」と呼ばれ、あご出汁の原料になる

3トビウオの釣り方基本は「サビキで群れを狙う」

  1. 1群れを探す飛ぶ姿や群れを見つける
  2. 2投げる群れの近くへ仕掛けを入れる
  3. 3表層で誘う浅いタナで小さく誘う
  4. 4取り込む暴れるので素早く上げる
  1. サビキ・ウキ釣り

    表層の群れに小さめのサビキや浅いウキ釣り

    ライトなロッド道糸2〜3号小さめの針
  2. 大物のエサとして

    シイラやGTなど大型魚の泳がせエサとして使われることも

  3. 狙うなら情報収集

    回遊は年や地域で大きく変わる。地元の釣果情報を確認

4釣果が変わる5つのコツ

  1. 表層を意識

    海面近くを泳ぐ魚。浅いタナが基本

  2. 群れは足が速い

    見つけたら手返しよく。すぐ移動してしまう

  3. 地域のルールを確認

    漁の対象になっている地域もある。漁業ルールを守る

  4. 鮮度が落ちやすい

    釣ったらすぐ氷で冷やす。焼き魚や干物で美味しい

  5. 飛ぶ方向に注意

    船上で飛び込んでくることもある。顔の近くは気をつける

釣れる時期・時間は地域や年によって変わります。目安として参考にしてください。

トビウオの見分け方

翼のようにとても大きな胸びれ

黄色の点線の円が、見分けの決め手になる場所です。色や模様は個体や大きさで変わることがあります。

トビウオの食べ方・おいしい料理

脂が少なくさっぱりした身

  • 刺身
  • 塩焼き
  • つみれ
  • 焼きあご(だし)

身がしまっていて骨はかためです。焼いて干したものは「あごだし」の材料になります。

味や旬は地域・季節・個体で変わります。釣った魚はすぐ冷やし、毒や寄生虫の注意がある魚は特に気をつけてください。 締め方・血抜き・さばき方も参考に。

トビウオの基本データ

分類
ダツ目 トビウオ科
大きさ
よく釣れるのは30cm前後、40cmを超えると大型
寿命
2〜3年
産卵期
4〜7月
生息場所
外洋の表層を回遊
好むエサ
動物プランクトン
地方名・別名
アゴ(九州・山陰)

寿命・産卵期・大きさは資料による目安で、地域や個体で差があります。

トビウオの豆知識

  • 大きく発達した胸びれを広げ、海面を滑空するように飛ぶことで知られる。
  • 「アゴ」とも呼ばれ、あご出汁の原料として九州などで親しまれている。
  • 飛行距離は数百メートルに達することもあるとされる。
  • だし文化が盛んな九州地方では「あご出汁」として重宝される。
  • 天敵から逃れるため、海面から飛び出して滑空する行動をとる。

トビウオのよくある質問

トビウオはいつ釣れますか?
5〜8月に釣れます。最盛期は5〜7月です。関東〜西日本の沿岸を基準にした一般的な目安です。地域・年・釣り方によって変わります。
トビウオはどこにいますか?
外洋の表層を回遊にいます。キーワードは「沖の表層」と「潮目」。
トビウオはどうやって食べるとおいしいですか?
脂が少なくさっぱりした身。刺身・塩焼き・つみれなどがおすすめです。身がしまっていて骨はかためです。焼いて干したものは「あごだし」の材料になります。
トビウオの地方名は?
アゴ(九州・山陰)などと呼ばれます。地域によって呼び方が違います。