ウナギ釣り方・釣れる時期・見分け方

Anguilla japonica

汽水・河口の魚

ウナギとは、ウナギ科に属する魚です。主な生息場所は「河川・河口の泥底や石の隙間」。大きさは40cm前後で、大きいものは70cmほどになります。

ウナギのイラスト(特徴を強調した図)

釣れる時期

釣れる時期5〜10月
最盛期6〜9月

関東〜西日本の沿岸を基準にした一般的な目安です。地域・年・釣り方によって変わります。

6月に釣れる魚7月に釣れる魚8月に釣れる魚9月に釣れる魚

図解で攻略:ウナギの釣り方

夜行性で、川や河口の泥底・石の隙間にすむ細長い魚。夏の夜にぶっこみ釣りで狙えるが、絶滅危惧種で地域の採捕ルールを守ることが前提。

1ウナギはどこにいる?キーワードは「河川」と「石の隙間」

川河口堤防の壁際磯・藻場 壁の貝やカニを食べに寄る 淡水汽水海水
  1. 河口〜川の中流

    汽水域から川の上流まで広くすむ

  2. 石積み・護岸の隙間

    日中は石や泥の中に隠れている

  3. 流れのゆるい深み

    夜はよどみや深みでエサを探す

ニホンウナギは絶滅危惧種。漁業権や採捕の規制がある地域も多い。

2釣れる時期と時間帯

初夏 5月水温が上がり動き始める
夏 6〜8月本番活性が高く、夜のぶっこみで狙いやすい
初秋 9〜10月9月ごろまで盛期。秋は川を下る個体も
冬〜春 11〜4月泥に潜ってほとんど動かない
夜最大の好機夜行性。日没後〜夜が勝負
夕マヅメ狙える暗くなり始めると動き出す
日中渋い石や泥に隠れている
雨後の増水好機少し濁りが入った時に活性が上がる

稚魚は「シラスウナギ」と呼ばれる。近年はその減少が課題

3ウナギの釣り方基本は「夜のぶっこみ釣り」

  1. 1ルール確認遊漁券・採捕規制を確認
  2. 2エサを付けるミミズやドバミミズを房掛け
  3. 3投げて待つ深みや石積みの際に置く
  4. 4しっかり合わせ竿先が入ったら巻き上げ
  1. ぶっこみ釣り

    ミミズを底に置いて待つ。鈴などでアタリを知る

    投げ竿・万能竿 2.7〜3.6m道糸3〜5号ウナギ針
  2. 穴釣り

    石積みの隙間に短い竿でエサを入れる。地域の規制に注意

  3. 置き竿は複数本まで

    地域によって竿の本数制限がある。ルールの範囲で

4釣果が変わる5つのコツ

  1. 絶滅危惧種と知って釣る

    ニホンウナギは絶滅危惧種。必要な分だけ、小さいものは逃がす

  2. 漁業権・採捕規制を確認

    河川は遊漁券・禁漁期間がある所も多い。必ず事前に確認

  3. 飲まれる前に合わせる

    ぐいぐい飲み込む。早めの合わせで針外しが楽に

  4. ぬめりで滑る

    素手ではつかめない。タオルや軍手で押さえる

  5. 血に注意

    ウナギの血には毒性があるとされる。生食しない・目や傷口に触れない

釣れる時期・時間は地域や年によって変わります。目安として参考にしてください。

ウナギの見分け方

ヘビ型でぬるぬる。胸びれがあり、下あごが前に出る

よく似た魚との違い(ハモ・アナゴ・ウナギ)

  • ウナギ下あごが前に出て、背びれが体の中ほどから始まる。白い点の列はない
  • ハモ口が大きく、鋭い歯がずらりと並ぶ。大型で、白い点の列はない
  • マアナゴ体の横に白い点が1列に並ぶ。背びれが胸びれのすぐ後ろから始まる

黄色の点線の円が、見分けの決め手になる場所です。色や模様は個体や大きさで変わることがあります。

ハモ・アナゴ・ウナギの見分け方をくわしく見る →

ウナギの食べ方・おいしい料理

脂が多く濃厚な身

  • 蒲焼き
  • 白焼き

血に毒がある(加熱で毒は消える)ため、生では食べません。ニホンウナギは数が減っていて、地域によって採ってよい期間や大きさの決まりがあります。

味や旬は地域・季節・個体で変わります。釣った魚はすぐ冷やし、毒や寄生虫の注意がある魚は特に気をつけてください。 締め方・血抜き・さばき方も参考に。

ウナギの基本データ

分類
ウナギ目 ウナギ科
大きさ
よく釣れるのは40cm前後、70cmを超えると大型
寿命
10〜20年(降河前)
産卵期
秋(マリアナ諸島沖の深海で産卵)
生息場所
河川・河口の泥底や石の隙間
好むエサ
小魚、甲殻類、水生昆虫

寿命・産卵期・大きさは資料による目安で、地域や個体で差があります。

ウナギの豆知識

  • 外洋のはるか沖で産卵すると考えられており、その生態には今も謎が多い。
  • 「土用の丑の日」に食べる習慣で知られる、日本の食文化に欠かせない魚。
  • 夜行性で、日中は石や泥の中に隠れてじっとしている。
  • 蒲焼をはじめ、日本各地で様々な調理法が発達している。
  • 近年は稚魚(シラスウナギ)の減少が資源管理の課題となっている。

ウナギのよくある質問

ウナギはいつ釣れますか?
5〜10月に釣れます。最盛期は6〜9月です。関東〜西日本の沿岸を基準にした一般的な目安です。地域・年・釣り方によって変わります。
ウナギはどこにいますか?
河川・河口の泥底や石の隙間にいます。キーワードは「河川」と「石の隙間」。
ウナギはどうやって食べるとおいしいですか?
脂が多く濃厚な身。蒲焼き・白焼きなどがおすすめです。血に毒がある(加熱で毒は消える)ため、生では食べません。ニホンウナギは数が減っていて、地域によって採ってよい期間や大きさの決まりがあります。