キチヌ(キビレ)生態・見分け方

Acanthopagrus latus

汽水・河口の魚

キチヌとは、タイ科に属する魚です。主な生息場所は「内湾や河口などの汽水域」。大きさは30cm前後で、大きいものは50cmほどになります。

地方名・別名キビレ、シラダイ、キチン魚の地方名一覧

キチヌ(キビレ)のイラスト(特徴を強調した図)

釣れる時期

釣れる時期2〜12月
最盛期5〜7月

関東〜西日本の沿岸を基準にした一般的な目安です。地域・年・釣り方によって変わります。

5月に釣れる魚6月に釣れる魚7月に釣れる魚

キチヌの見分け方

クロダイに似た銀色のタイ型。腹びれ・しりびれ・尾びれの下が黄色

よく似た魚との違い(クロダイ・キチヌ・ヘダイ・メジナ)

  • キチヌ(キビレ)クロダイに似るが体色がやや明るく、腹びれ・しりびれ・尾びれの下が黄色
  • クロダイ(チヌ)黒っぽい銀色で、背びれのトゲが太く強い。口がやや前に出る
  • ヘダイ明るい銀色で、うすい黄色の縦線が並ぶ。頭が丸い
  • メジナ(グレ)口が小さいおちょぼ口。全身が紺〜黒で、目が青く光る

黄色の点線の円が、見分けの決め手になる場所です。色や模様は個体や大きさで変わることがあります。

クロダイ・キチヌ・ヘダイ・メジナの見分け方をくわしく見る →

キチヌの食べ方・おいしい料理

透明感のある白身

  • 刺身
  • 塩焼き
  • 煮付け

旬は春から夏とされます。

味や旬は地域・季節・個体で変わります。釣った魚はすぐ冷やし、毒や寄生虫の注意がある魚は特に気をつけてください。 締め方・血抜き・さばき方も参考に。

キチヌの基本データ

分類
スズキ目 タイ科
大きさ
よく釣れるのは30cm前後、50cmを超えると大型
寿命
10年前後とされる(資料により差がある)
産卵期
秋
生息場所
内湾や河口などの汽水域
好むエサ
貝類、甲殻類、多毛類など
地方名・別名
キビレ、シラダイ、キチン

寿命・産卵期・大きさは資料による目安で、地域や個体で差があります。

キチヌの豆知識

  • 腹びれ・しりびれ・尾びれの一部が黄色いことから「キビレ」とも呼ばれる。
  • クロダイによく似るが、体色がやや明るく、ひれの黄色で見分けられる。
  • クロダイが春に産卵するのに対し、キチヌは秋に産卵する。
  • 河口や汽水域を好み、ルアーで狙うチニングでもよく釣れる。
  • 透明感のある白身で、刺身・塩焼き・煮付けなどで食べられる。

キチヌのよくある質問

キチヌはいつ釣れますか?
2〜12月に釣れます。最盛期は5〜7月です。関東〜西日本の沿岸を基準にした一般的な目安です。地域・年・釣り方によって変わります。
キチヌはどこにいますか?
内湾や河口などの汽水域にいます。
キチヌはどうやって食べるとおいしいですか?
透明感のある白身。刺身・塩焼き・煮付けなどがおすすめです。旬は春から夏とされます。
キチヌの地方名は?
キビレ、シラダイ、キチンなどと呼ばれます。地域によって呼び方が違います。