ホタルイカ釣り方・釣れる時期・見分け方

Watasenia scintillans

イカ・タコの仲間食中毒注意

ホタルイカとは、ホタルイカモドキ科に属するイカです。主な生息場所は「日本海などの沖合の深場(春は沿岸の表層へ)」。大きさは5cm前後で、大きいものは7cmほどになります。

地方名・別名マツイカ(富山)魚の地方名一覧

ホタルイカのイラスト(特徴を強調した図)

食中毒注意

生のまま内臓ごと食べると、寄生虫(旋尾線虫)による食中毒のおそれがあります。十分に加熱するか、冷凍処理(−30℃で4日間以上など)をしたものを食べてください。

一般的な情報をもとにした目安で、すべての危険を網羅するものではありません。迷ったら食べない・素手で触らないようにし、詳しくは保健所などの情報を確認してください。 毒・危険のある魚一覧

釣れる時期

釣れる時期3〜6月
最盛期4〜5月

関東〜西日本の沿岸を基準にした一般的な目安です。地域・年・釣り方によって変わります。

4月に釣れる魚5月に釣れる魚

図解で攻略:ホタルイカの釣り方

春の夜、富山湾の海岸に寄ってくる小さな光るイカ。釣りよりも、網ですくう「ホタルイカすくい」で知られる。

1ホタルイカはどこにいる?キーワードは「富山湾の海岸」と「春の夜」

砂浜 かけあがり 砂地の底 底のゴカイや小魚・エビを食べる
  1. 富山湾の浜・海岸

    春の夜、身投げと呼ばれる接岸が見られる

  2. 波打ち際

    岸に寄った群れをたも網ですくう

  3. ふだんは沖の深場

    昼は水深200m以上の深い層にいるとされる

すくってよい場所・禁止区域・漁業権のルールは地域で異なる。港内など禁止の場所もあるので必ず確認を。

2釣れる時期と時間帯

春 3〜5月本番4〜5月が最盛期。身投げが見られる
夏 6〜8月6月ごろまで。だんだん減っていく
秋 9〜11月沖の深場で過ごす。すくいはオフ
冬 12〜2月沖の深場。3月ごろから漁が始まる
深夜〜明け方好機身投げは夜中〜明け方に多いとされる
新月前後好機月明かりの少ない夜がよいとされる
凪の夜狙える波が穏やかな日は光が見やすい
日中見られない沖の深場にいる。岸には来ない

富山ではマツイカとも呼ばれる。富山湾の群遊海面は国の特別天然記念物

3ホタルイカの釣り方基本は「たも網ですくう」

  1. 1下調べルールと出現情報を確認する
  2. 2夜の浜へライトで波打ち際を照らす
  3. 3見つける青白い光を探して近づく
  4. 4すくうたも網でそっとすくい取る
  1. ホタルイカすくい

    柄の長いたも網とライト、長靴やウェーダーで

    柄の長いたも網ヘッドライトウェーダー・長靴
  2. 沖の漁

    主に定置網漁で獲られる。観光船で発光を見られることも

  3. 釣りでは狙いにくい

    とても小さく、釣りの対象にはなりにくい

4釣果が変わる5つのコツ

  1. 生食は避ける

    内臓ごと生で食べると寄生虫による食中毒のおそれ。加熱か冷凍処理を

  2. ルールを守る

    禁止区域や漁業権を必ず確認

  3. 夜の海は危険

    波にさらわれないようライフジャケットを

  4. マナーに配慮

    ライトの向きや駐車、ゴミに注意

  5. 出現情報を確認

    身投げは毎晩あるわけではない

釣れる時期・時間は地域や年によって変わります。目安として参考にしてください。

ホタルイカの見分け方

胴長5〜7cmの小さなイカ。腕の先などが青白く光る

よく似た魚との違い(イカの仲間)

黄色の点線の円が、見分けの決め手になる場所です。色や模様は個体や大きさで変わることがあります。

イカの仲間の見分け方をくわしく見る →

ホタルイカの食べ方・おいしい料理

小さく、うま味の濃い身

  • ボイル(酢味噌)
  • 沖漬け(冷凍処理後)
  • 炒め物

生のまま内臓ごと食べると寄生虫(旋尾線虫)による食中毒のおそれがあります。十分に加熱するか、冷凍処理をしたものを食べてください。

味や旬は地域・季節・個体で変わります。釣った魚はすぐ冷やし、毒や寄生虫の注意がある魚は特に気をつけてください。 締め方・血抜き・さばき方も参考に。

ホタルイカの基本データ

分類
ツツイカ目 ホタルイカモドキ科
大きさ
よく釣れるのは5cm前後、7cmを超えると大型
寿命
1年
産卵期
3〜6月
生息場所
日本海などの沖合の深場(春は沿岸の表層へ)
好むエサ
動物プランクトン、小型の甲殻類
地方名・別名
マツイカ(富山)

寿命・産卵期・大きさは資料による目安で、地域や個体で差があります。

ホタルイカの豆知識

  • 腕の先や体の表面に発光器を持ち、青白く光ることが名前の由来。
  • 富山湾では春の夜に海岸へ寄る「身投げ」が知られ、たも網ですくう人でにぎわう(すくってよい場所やルールは地域で異なるので確認を)。
  • 富山湾のホタルイカ群遊海面は、国の特別天然記念物に指定されている。
  • 生のまま内臓ごと食べると寄生虫による食中毒のおそれがあり、加熱するか冷凍処理したものを食べる。
  • ボイルや沖漬け、干物などで春の味覚として親しまれている。

ホタルイカのよくある質問

ホタルイカはいつ釣れますか?
3〜6月に釣れます。最盛期は4〜5月です。関東〜西日本の沿岸を基準にした一般的な目安です。地域・年・釣り方によって変わります。
ホタルイカはどこにいますか?
日本海などの沖合の深場(春は沿岸の表層へ)にいます。キーワードは「富山湾の海岸」と「春の夜」。
ホタルイカに毒や危険はありますか?
生のまま内臓ごと食べると、寄生虫(旋尾線虫)による食中毒のおそれがあります。十分に加熱するか、冷凍処理(−30℃で4日間以上など)をしたものを食べてください。
ホタルイカはどうやって食べるとおいしいですか?
小さく、うま味の濃い身。ボイル(酢味噌)・沖漬け(冷凍処理後)・炒め物などがおすすめです。生のまま内臓ごと食べると寄生虫(旋尾線虫)による食中毒のおそれがあります。十分に加熱するか、冷凍処理をしたものを食べてください。
ホタルイカの地方名は?
マツイカ(富山)などと呼ばれます。地域によって呼び方が違います。