釣れる時期
図解で攻略:テナガダコの釣り方
内湾の干潟や砂泥底に巣穴を掘ってすむ、腕の長いタコ。冬〜春に堤防や干潟まわりから狙える。
1テナガダコはどこにいる?キーワードは「干潟」と「泥底」
- 干潟・砂泥の浅場
深い巣穴を掘ってすむ。入り口に貝殻が積まれることも
- 河口・湾奥
内湾の河口近くのやわらかい泥底にも多い
- 港内の壁際
港の壁際の泥底をテンヤで探る
干潟での採捕は漁業権や禁止区域が決められている場所がある。必ず確認を。
2釣れる時期と時間帯
冬 12〜2月釣期の前半。2月ごろから好期に入る
春 3〜5月本番2〜4月が最盛期。よく動き乗りやすい
夏 6〜8月産卵後。釣期外
秋 9〜11月10月ごろから釣れ始める
| 上げ潮 | 好機 | 潮が満ちてくるとエサを探して動く |
|---|---|---|
| 日中 | 狙える | 巣穴の近くにいる。底を丁寧に探る |
| 夕マヅメ | 狙える | 暗くなると活発になるとされる |
| 潮止まり | 渋い | 動きが鈍い。次の潮を待つ |
韓国では「ナクチ」と呼ばれ、よく食べられている
3テナガダコの釣り方基本は「テンヤで泥底をずる引き」
- 1投げるちょい投げで泥底に届ける
- 2ずる引き底から離さずにゆっくり引く
- 3ステイ数秒止めて抱きつくのを待つ
- 4聞き合わせ重くなれば竿を立てて巻く
- タコエギ・テンヤ
小型のタコエギやテンヤで泥底をゆっくり探る
- イイダコ仕掛けを使う
イイダコ用テンヤでも釣れる
- 投げ釣りの外道
ハゼやカレイ狙いでたまに掛かることもある
4釣果が変わる5つのコツ
- 底から離さない
浮かせると乗らない。ずっと底を感じて
- 腕が細く切れやすい
抜き上げはやさしく。小型ならタモで
- 逃げ足が速い
クーラーから脱走する。ネット袋に入れる
- 水っぽさは下処理で
塩もみしてから加熱すると食感がよくなる
- ルールを確認
干潟での採捕禁止区域に注意
釣れる時期・時間は地域や年によって変わります。目安として参考にしてください。
テナガダコの見分け方
腕がとても細長いタコ
よく似た魚との違い(タコの仲間)
- テナガダコ腕がとても長く細い(特に前の腕)
- マダコよく見る中型のタコ。体に網目模様、腕の長さはふつう
- イイダコ小型。腕の付け根の近くに金色の輪の模様がある
- ミズダコとても大型で、赤褐色のやわらかい体
- ヤナギダコミズダコに似るが小型で、脚が細長くやわらかい
- ワモンダコ南の海のタコ。胴の両脇に黒い輪の模様が出る
- ヒョウモンダコ10cmほどの小型で、興奮すると青い輪の模様が出る(猛毒・触らない)
黄色の点線の円が、見分けの決め手になる場所です。色や模様は個体や大きさで変わることがあります。
タコの仲間の見分け方をくわしく見る →テナガダコの食べ方・おいしい料理
やわらかい身
- 刺身
- 炒め物
- 煮付け
塩でもんでぬめりを落としてから調理します。
味や旬は地域・季節・個体で変わります。釣った魚はすぐ冷やし、毒や寄生虫の注意がある魚は特に気をつけてください。 締め方・血抜き・さばき方も参考に。
テナガダコの基本データ
- 分類
- 八腕形目 マダコ科
- 大きさ
- よく釣れるのは15cm前後、25cmを超えると大型
- 寿命
- 1〜2年
- 産卵期
- 春〜夏(産卵後にメスは短命)
- 生息場所
- 内湾の砂泥底・干潟の巣穴
- 好むエサ
- 貝類、甲殻類、多毛類
寿命・産卵期・大きさは資料による目安で、地域や個体で差があります。
テナガダコの豆知識
- 胴に対して脚が非常に長いのが特徴で、名前の由来にもなっている。
- 干潟や砂泥底に深い巣穴を掘って生活し、潮が引いた干潟でも見つかる。
- マダコやイイダコに比べて生息域が浅く、堤防や干潟からの穴釣りでも狙える。
- 身はやや水っぽいが、下処理をしっかりすれば煮物や唐揚げで美味しく食べられる。
- 巣穴の入り口に貝殻などを積み上げる習性があり、生息の目印になる。
テナガダコのよくある質問
- テナガダコはいつ釣れますか?
- 10〜5月に釣れます。最盛期は2〜4月です。関東〜西日本の沿岸を基準にした一般的な目安です。地域・年・釣り方によって変わります。
- テナガダコはどこにいますか?
- 内湾の砂泥底・干潟の巣穴にいます。キーワードは「干潟」と「泥底」。
- テナガダコはどうやって食べるとおいしいですか?
- やわらかい身。刺身・炒め物・煮付けなどがおすすめです。塩でもんでぬめりを落としてから調理します。
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