テナガダコ釣り方・釣れる時期・見分け方

Octopus minor

イカ・タコの仲間

テナガダコとは、マダコ科に属するタコです。主な生息場所は「内湾の砂泥底・干潟の巣穴」。大きさは15cm前後で、大きいものは25cmほどになります。

テナガダコのイラスト(特徴を強調した図)

釣れる時期

釣れる時期10〜5月
最盛期2〜4月

関東〜西日本の沿岸を基準にした一般的な目安です。地域・年・釣り方によって変わります。

2月に釣れる魚3月に釣れる魚4月に釣れる魚

図解で攻略:テナガダコの釣り方

内湾の干潟や砂泥底に巣穴を掘ってすむ、腕の長いタコ。冬〜春に堤防や干潟まわりから狙える。

1テナガダコはどこにいる?キーワードは「干潟」と「泥底」

川河口堤防の壁際磯・藻場 壁の貝やカニを食べに寄る 淡水汽水海水
  1. 干潟・砂泥の浅場

    深い巣穴を掘ってすむ。入り口に貝殻が積まれることも

  2. 河口・湾奥

    内湾の河口近くのやわらかい泥底にも多い

  3. 港内の壁際

    港の壁際の泥底をテンヤで探る

干潟での採捕は漁業権や禁止区域が決められている場所がある。必ず確認を。

2釣れる時期と時間帯

冬 12〜2月釣期の前半。2月ごろから好期に入る
春 3〜5月本番2〜4月が最盛期。よく動き乗りやすい
夏 6〜8月産卵後。釣期外
秋 9〜11月10月ごろから釣れ始める
上げ潮好機潮が満ちてくるとエサを探して動く
日中狙える巣穴の近くにいる。底を丁寧に探る
夕マヅメ狙える暗くなると活発になるとされる
潮止まり渋い動きが鈍い。次の潮を待つ

韓国では「ナクチ」と呼ばれ、よく食べられている

3テナガダコの釣り方基本は「テンヤで泥底をずる引き」

  1. 1投げるちょい投げで泥底に届ける
  2. 2ずる引き底から離さずにゆっくり引く
  3. 3ステイ数秒止めて抱きつくのを待つ
  4. 4聞き合わせ重くなれば竿を立てて巻く
  1. タコエギ・テンヤ

    小型のタコエギやテンヤで泥底をゆっくり探る

    ちょい投げ竿・ルアーロッドPE1〜2号オモリ5〜15号
  2. イイダコ仕掛けを使う

    イイダコ用テンヤでも釣れる

  3. 投げ釣りの外道

    ハゼやカレイ狙いでたまに掛かることもある

4釣果が変わる5つのコツ

  1. 底から離さない

    浮かせると乗らない。ずっと底を感じて

  2. 腕が細く切れやすい

    抜き上げはやさしく。小型ならタモで

  3. 逃げ足が速い

    クーラーから脱走する。ネット袋に入れる

  4. 水っぽさは下処理で

    塩もみしてから加熱すると食感がよくなる

  5. ルールを確認

    干潟での採捕禁止区域に注意

釣れる時期・時間は地域や年によって変わります。目安として参考にしてください。

テナガダコの見分け方

腕がとても細長いタコ

よく似た魚との違い(タコの仲間)

黄色の点線の円が、見分けの決め手になる場所です。色や模様は個体や大きさで変わることがあります。

タコの仲間の見分け方をくわしく見る →

テナガダコの食べ方・おいしい料理

やわらかい身

  • 刺身
  • 炒め物
  • 煮付け

塩でもんでぬめりを落としてから調理します。

味や旬は地域・季節・個体で変わります。釣った魚はすぐ冷やし、毒や寄生虫の注意がある魚は特に気をつけてください。 締め方・血抜き・さばき方も参考に。

テナガダコの基本データ

分類
八腕形目 マダコ科
大きさ
よく釣れるのは15cm前後、25cmを超えると大型
寿命
1〜2年
産卵期
春〜夏(産卵後にメスは短命)
生息場所
内湾の砂泥底・干潟の巣穴
好むエサ
貝類、甲殻類、多毛類

寿命・産卵期・大きさは資料による目安で、地域や個体で差があります。

テナガダコの豆知識

  • 胴に対して脚が非常に長いのが特徴で、名前の由来にもなっている。
  • 干潟や砂泥底に深い巣穴を掘って生活し、潮が引いた干潟でも見つかる。
  • マダコやイイダコに比べて生息域が浅く、堤防や干潟からの穴釣りでも狙える。
  • 身はやや水っぽいが、下処理をしっかりすれば煮物や唐揚げで美味しく食べられる。
  • 巣穴の入り口に貝殻などを積み上げる習性があり、生息の目印になる。

テナガダコのよくある質問

テナガダコはいつ釣れますか?
10〜5月に釣れます。最盛期は2〜4月です。関東〜西日本の沿岸を基準にした一般的な目安です。地域・年・釣り方によって変わります。
テナガダコはどこにいますか?
内湾の砂泥底・干潟の巣穴にいます。キーワードは「干潟」と「泥底」。
テナガダコはどうやって食べるとおいしいですか?
やわらかい身。刺身・炒め物・煮付けなどがおすすめです。塩でもんでぬめりを落としてから調理します。