ケンサキイカ釣り方・釣れる時期・見分け方
Uroteuthis edulis
ケンサキイカとは、ジンドウイカ科に属するイカです。主な生息場所は「沿岸〜沖合の中層、季節により深浅を移動」。大きさは25cm前後で、大きいものは40cmほどになります。
地方名・別名マルイカ(関東・小型)、アカイカ、シロイカ(山陰)魚の地方名一覧
釣れる時期
図解で攻略:ケンサキイカの釣り方
夏の夜、集魚灯の下でイカメタルで狙う人気のイカ。甘みが強い高級イカで、堤防の常夜灯に寄ることもある。
1ケンサキイカはどこにいる?キーワードは「集魚灯」と「中層」
- 船の集魚灯の下
夜は灯りに集まる小魚を追って明暗の境目へ浮く
- 沖の中層〜底
暗くなる前は底付近にいることが多い
- 常夜灯の堤防
日本海側などでは夜の堤防からエギで釣れることも
関東では小型を「マルイカ」と呼び、春〜初夏に船から狙う。
2釣れる時期と時間帯
| 夕マヅメ | 好機 | 灯りが効き始める時間。最初のチャンス |
|---|---|---|
| 夜 | 好機 | 集魚灯の下に浮く。タナが変わるので追いかける |
| 深夜 | 狙える | 群れの入れ替わりを待つ |
| 日中 | 渋い | 岸からは難しい。船なら底付近 |
山陰ではシロイカ、関東では小型をマルイカと呼ぶなど地方名が多い
3ケンサキイカの釣り方基本は「イカメタルでタナを探る」
- 1落とすスッテを底や指示ダナまで落とす
- 2シャクリ小さく2〜3回あおって誘う
- 3ステイ5秒ほど止めて竿先を見る
- 4合わせ竿先が動いたらすぐ合わせる
- イカメタル(船)
メタルスッテ+浮きスッテ。止めている間の小さなアタリを掛ける
- オモリグ(船)
オモリの先にエギやスッテを流す。深いタナも探りやすい
- 夜の堤防エギング
常夜灯の明暗を2.5〜3号のエギで探る
4釣果が変わる5つのコツ
- タナを数える
乗った水深をカウントやPEの色で覚える
- 竿先を見る
小さく揺れる・止まるのがアタリ。穂先に集中
- 身切れに注意
身がやわらかい。一定の速さで巻く
- 墨は海面で吐かせる
取り込みは海面で墨を吐かせてから
- 締めて鮮度キープ
すぐ締めて冷やすと透明で甘い
釣れる時期・時間は地域や年によって変わります。目安として参考にしてください。
ケンサキイカが釣れる釣り方
ケンサキイカの見分け方
ヤリイカに似るが、赤みが強く足がやや長い
よく似た魚との違い(イカの仲間)
- ケンサキイカひれがひし形で胴の後ろ半分にある。腕がやや長く赤っぽい
- アオリイカひれが胴のふち全体についている(丸みのある胴)
- ヤリイカ胴が細長く槍のよう。腕がとても短い
- スルメイカひれが小さなひし形で、胴が太め。腕は中くらい
- コウイカ(スミイカ)胴の中に硬い甲(イカの骨)があり、お尻にトゲがある。胴に細かいしま模様
- モンゴウイカ(カミナリイカ)コウイカに似て大型。背中に目玉のような模様(紋)が並ぶ
- シリヤケイカコウイカに似るが、甲のお尻にトゲがない。胴の後ろから茶色い汁が出る
- コブシメコウイカの仲間で国内最大級。南西諸島のサンゴ礁にすむ
- ジンドウイカ(ヒイカ)胴長10cm前後の小型のツツイカ。大人でもヤリイカの子どもほどの大きさ
- ホタルイカ胴長5〜7cmととても小さく、腕の先などに光る器官がある
- ミミイカ丸い胴の両脇に、耳のような丸いひれがある
- アカイカ(ムラサキイカ)外洋の大型イカで赤紫色。ひれは胴の後ろのひし形
- ソデイカ(セーイカ)胴のふち全体に大きなひし形のひれ。胴長1mにもなる
黄色の点線の円が、見分けの決め手になる場所です。色や模様は個体や大きさで変わることがあります。
イカの仲間の見分け方をくわしく見る →ケンサキイカの食べ方・おいしい料理
甘みが強くやわらかい身
- 刺身
- 一夜干し
- 天ぷら
身が薄くやわらかいので、刺身にすると甘みがよくわかります。
味や旬は地域・季節・個体で変わります。釣った魚はすぐ冷やし、毒や寄生虫の注意がある魚は特に気をつけてください。 締め方・血抜き・さばき方も参考に。
ケンサキイカの基本データ
- 分類
- ツツイカ目 ジンドウイカ科
- 大きさ
- よく釣れるのは25cm前後、40cmを超えると大型
- 寿命
- 1年
- 産卵期
- 4〜7月
- 生息場所
- 沿岸〜沖合の中層、季節により深浅を移動
- 好むエサ
- 小魚、甲殻類
- 地方名・別名
- マルイカ(関東・小型)、アカイカ、シロイカ(山陰)
寿命・産卵期・大きさは資料による目安で、地域や個体で差があります。
ケンサキイカの豆知識
- 地域によって「マルイカ」「ゴトウイカ」など多くの地方名で呼ばれる。
- 透き通るように白く、甘みが強いことから高級イカとして扱われる。
- 夜行性で、集魚灯に集まる性質を利用した漁が盛んに行われる。
- 船からのイカメタルや餌木を使ったエギングでも人気のターゲット。
- 刺身にすると糸造りが美しく、コリコリとした食感と上品な甘さが楽しめる。
ケンサキイカのよくある質問
- ケンサキイカはいつ釣れますか?
- 5〜10月に釣れます。最盛期は6〜8月です。関東〜西日本の沿岸を基準にした一般的な目安です。地域・年・釣り方によって変わります。
- ケンサキイカはどこにいますか?
- 沿岸〜沖合の中層、季節により深浅を移動にいます。キーワードは「集魚灯」と「中層」。
- ケンサキイカはどうやって食べるとおいしいですか?
- 甘みが強くやわらかい身。刺身・一夜干し・天ぷらなどがおすすめです。身が薄くやわらかいので、刺身にすると甘みがよくわかります。
- ケンサキイカの地方名は?
- マルイカ(関東・小型)、アカイカ、シロイカ(山陰)などと呼ばれます。地域によって呼び方が違います。
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