コブシメ釣り方・釣れる時期・見分け方
Sepia latimanus
コブシメとは、コウイカ科に属するイカです。主な生息場所は「南西諸島のサンゴ礁・岩礁周り」。大きさは30cm前後で、大きいものは50cmほどになります。
地方名・別名クブシミ(沖縄)魚の地方名一覧
釣れる時期
図解で攻略:コブシメの釣り方
沖縄・奄美のサンゴ礁にすむ国内最大級の甲イカ。冬〜春に産卵で浅場へ寄り、エギングで狙える。
1コブシメはどこにいる?キーワードは「サンゴ礁」と「砂地」
- サンゴ礁の浅場
産卵期はサンゴの枝に卵を産みに浅場へ寄る
- リーフの切れ目・砂地
砂地とサンゴの境目でエサを待つ
- 夜の浅場
夜は浅いところまでエサを追うこともある
地域ごとに採捕のルールがある。サイズや区域の決まりを確認して釣りを。
2釣れる時期と時間帯
冬 12〜2月大型産卵前の大型が浅場へ。5kg級の夢も
春 3〜5月本番4月ごろまで好期。産卵で浅場に多い
夏 6〜8月釣期外。深場へ移る
秋 9〜11月シーズン前。浅場では見かけにくい
| 朝マヅメ | 好機 | 動き出す時間。まずはここ |
|---|---|---|
| 日中 | 狙える | 砂地とサンゴの境目を丁寧に |
| 夕マヅメ | 好機 | エサを探し始める。一番のチャンス |
| 夜 | 狙える | 浅場に寄ることも。足場の安全を最優先 |
沖縄ではクブシミと呼ばれる
3コブシメの釣り方基本は「大きめのエギで底付近を」
- 1着底エギが底に着くのを確認する
- 2シャクリ軽くあおって底から少し浮かす
- 3ステイ底付近で止めて抱くのを待つ
- 4合わせ重みが乗ったらしっかり合わせる
- エギング
3.5〜4号の重めのエギ。大型の重みに備え強めのタックルで
- エサ巻き・泳がせ
生きた小魚やエサ巻きエギも有効
- 砂地を中心に
サンゴに引っ掛けないよう砂地の上を通す
4釣果が変わる5つのコツ
- タモかギャフを用意
とても重い。抜き上げは身切れのもと
- サンゴを傷めない
根掛かりを減らし、サンゴに配慮して釣る
- 産卵中の個体に配慮
卵を守る親イカも。持ち帰りは必要な分だけ
- 墨は海面で吐かせる
量が多い。海面で吐かせてから取り込む
- リーフは潮位に注意
満ちてくると戻れなくなる。潮位を確認して
釣れる時期・時間は地域や年によって変わります。目安として参考にしてください。
コブシメの見分け方
とても大型の甲イカ。沖縄などサンゴ礁の海にすむ
よく似た魚との違い(イカの仲間)
- コブシメコウイカの仲間で国内最大級。南西諸島のサンゴ礁にすむ
- アオリイカひれが胴のふち全体についている(丸みのある胴)
- ケンサキイカひれがひし形で胴の後ろ半分にある。腕がやや長く赤っぽい
- ヤリイカ胴が細長く槍のよう。腕がとても短い
- スルメイカひれが小さなひし形で、胴が太め。腕は中くらい
- コウイカ(スミイカ)胴の中に硬い甲(イカの骨)があり、お尻にトゲがある。胴に細かいしま模様
- モンゴウイカ(カミナリイカ)コウイカに似て大型。背中に目玉のような模様(紋)が並ぶ
- シリヤケイカコウイカに似るが、甲のお尻にトゲがない。胴の後ろから茶色い汁が出る
- ジンドウイカ(ヒイカ)胴長10cm前後の小型のツツイカ。大人でもヤリイカの子どもほどの大きさ
- ホタルイカ胴長5〜7cmととても小さく、腕の先などに光る器官がある
- ミミイカ丸い胴の両脇に、耳のような丸いひれがある
- アカイカ(ムラサキイカ)外洋の大型イカで赤紫色。ひれは胴の後ろのひし形
- ソデイカ(セーイカ)胴のふち全体に大きなひし形のひれ。胴長1mにもなる
黄色の点線の円が、見分けの決め手になる場所です。色や模様は個体や大きさで変わることがあります。
イカの仲間の見分け方をくわしく見る →コブシメの食べ方・おいしい料理
肉厚で甘い身
- 刺身
- 炒め物
- 天ぷら
コウイカの仲間で大型。墨袋を破らないようにさばきます。
味や旬は地域・季節・個体で変わります。釣った魚はすぐ冷やし、毒や寄生虫の注意がある魚は特に気をつけてください。 締め方・血抜き・さばき方も参考に。
コブシメの基本データ
- 分類
- コウイカ目 コウイカ科
- 大きさ
- よく釣れるのは30cm前後、50cmを超えると大型
- 寿命
- 1〜2年
- 産卵期
- 1〜4月
- 生息場所
- 南西諸島のサンゴ礁・岩礁周り
- 好むエサ
- 小魚、甲殻類
- 地方名・別名
- クブシミ(沖縄)
寿命・産卵期・大きさは資料による目安で、地域や個体で差があります。
コブシメの豆知識
- 国内最大級のコウイカで、重さ5kgを超える個体もいる。
- 沖縄・奄美などのサンゴ礁に多く、冬〜春に産卵のため浅場へ寄ってくる。
- 卵はサンゴの枝の間に産み付けられる。
- 体の色や模様を一瞬で変え、周りのサンゴに溶け込むように擬態する。
- 身が厚く甘みがあり、沖縄では刺身やイカ墨汁で親しまれている。
コブシメのよくある質問
- コブシメはいつ釣れますか?
- 12〜5月に釣れます。最盛期は1〜4月です。関東〜西日本の沿岸を基準にした一般的な目安です。地域・年・釣り方によって変わります。
- コブシメはどこにいますか?
- 南西諸島のサンゴ礁・岩礁周りにいます。キーワードは「サンゴ礁」と「砂地」。
- コブシメはどうやって食べるとおいしいですか?
- 肉厚で甘い身。刺身・炒め物・天ぷらなどがおすすめです。コウイカの仲間で大型。墨袋を破らないようにさばきます。
- コブシメの地方名は?
- クブシミ(沖縄)などと呼ばれます。地域によって呼び方が違います。
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