ジンドウイカ(ヒイカ)釣り方・釣れる時期・見分け方
Loliolus japonica
ジンドウイカとは、ジンドウイカ科に属するイカです。主な生息場所は「内湾の沿岸・港の中の浅場」。大きさは8cm前後で、大きいものは12cmほどになります。
地方名・別名ヒイカ、ヒーカ魚の地方名一覧
釣れる時期
図解で攻略:ジンドウイカ(ヒイカ)の釣り方
冬の夜、常夜灯のある港に群れで寄る小さなイカ。小型のエギやスッテで数釣りを楽しむ「ヒイカング」が人気。
1ジンドウイカ(ヒイカ)はどこにいる?キーワードは「常夜灯」と「港内」
- 常夜灯の明暗
明るさと暗さの境目に群れで待つ
- 港の奥・静かな場所
風や波の弱い港内の静かな場所に入りやすい
- 中層〜底
明かりの下でも少し沈めたタナにいることが多い
2釣れる時期と時間帯
秋 9〜11月開幕10月ごろから港に入り、11月には群れが濃くなる
冬 12〜2月本番数釣りの最盛期。寒い夜ほど群れが寄ることも
春 3〜5月3月ごろまでは狙える。その後は産卵期へ
夏 6〜8月釣期外。港ではほとんど見かけない
| 夜 | 好機 | 常夜灯に小魚が集まる時間。ここが本番 |
|---|---|---|
| 夕マヅメ | 好機 | 暗くなってから群れが入ることが多い |
| 朝マヅメ | 狙える | 明るくなるまでの最後のチャンス |
| 日中 | 渋い | 港の奥や深場へ。岸からは難しい |
関西などではヒイカ、ヒーカと呼ばれる
3ジンドウイカ(ヒイカ)の釣り方基本は「小型エギを漂わせる」
- 1投げる明暗の境目の先に投げ込む
- 2沈める数を数えてタナまで沈める
- 3誘う小さく1〜2回あおって止める
- 4合わせ重みや違和感で軽く合わせる
- ヒイカング(小型エギ)
1.5〜2号前後のエギやスッテ。止めて漂わせる時間を長く
- ウキ釣り
ウキの下に小型スッテ。風がある日も釣りやすい
- スッテ仕掛け
イカ用の小型スッテを連ねた仕掛けで数を伸ばす
4釣果が変わる5つのコツ
- タナを数える
乗ったときのカウントを覚えて同じタナへ
- 群れは移動する
釣れなくなったら別の常夜灯へ
- 軽く合わせる
身がやわらかい。強い合わせは身切れのもと
- 細い糸で感度を上げる
アタリがとても小さい。細いPEやエステルが有利
- 丸ごと料理できる
煮付けや天ぷら、沖漬けで丸ごとおいしい
釣れる時期・時間は地域や年によって変わります。目安として参考にしてください。
ジンドウイカの見分け方
胴長10cm前後の小さなツツイカ。冬の夜の港に群れで寄る
よく似た魚との違い(イカの仲間)
- ジンドウイカ(ヒイカ)胴長10cm前後の小型のツツイカ。大人でもヤリイカの子どもほどの大きさ
- アオリイカひれが胴のふち全体についている(丸みのある胴)
- ケンサキイカひれがひし形で胴の後ろ半分にある。腕がやや長く赤っぽい
- ヤリイカ胴が細長く槍のよう。腕がとても短い
- スルメイカひれが小さなひし形で、胴が太め。腕は中くらい
- コウイカ(スミイカ)胴の中に硬い甲(イカの骨)があり、お尻にトゲがある。胴に細かいしま模様
- モンゴウイカ(カミナリイカ)コウイカに似て大型。背中に目玉のような模様(紋)が並ぶ
- シリヤケイカコウイカに似るが、甲のお尻にトゲがない。胴の後ろから茶色い汁が出る
- コブシメコウイカの仲間で国内最大級。南西諸島のサンゴ礁にすむ
- ホタルイカ胴長5〜7cmととても小さく、腕の先などに光る器官がある
- ミミイカ丸い胴の両脇に、耳のような丸いひれがある
- アカイカ(ムラサキイカ)外洋の大型イカで赤紫色。ひれは胴の後ろのひし形
- ソデイカ(セーイカ)胴のふち全体に大きなひし形のひれ。胴長1mにもなる
黄色の点線の円が、見分けの決め手になる場所です。色や模様は個体や大きさで変わることがあります。
イカの仲間の見分け方をくわしく見る →ジンドウイカの食べ方・おいしい料理
小さくやわらかい身
- 煮付け
- 天ぷら
- 沖漬け
- 炒め物
小さいので丸ごと調理できます。軟骨(背中の透明な骨)を抜いてから使います。
味や旬は地域・季節・個体で変わります。釣った魚はすぐ冷やし、毒や寄生虫の注意がある魚は特に気をつけてください。 締め方・血抜き・さばき方も参考に。
ジンドウイカの基本データ
- 分類
- ツツイカ目 ジンドウイカ科
- 大きさ
- よく釣れるのは8cm前後、12cmを超えると大型
- 寿命
- 1年
- 産卵期
- 春〜初夏
- 生息場所
- 内湾の沿岸・港の中の浅場
- 好むエサ
- 小魚、小型の甲殻類
- 地方名・別名
- ヒイカ、ヒーカ
寿命・産卵期・大きさは資料による目安で、地域や個体で差があります。
ジンドウイカの豆知識
- 関西などでは「ヒイカ」と呼ばれる、胴長10cm前後の小型のイカ。
- 秋〜冬の夜、常夜灯のある港に群れで寄り、小さなエギやスッテを使う「ヒイカング」で数釣りが楽しめる。
- ヤリイカやケンサキイカの子どもと間違えやすいが、大人になっても胴長10cm前後にしかならない。
- 身がやわらかく甘みがあり、丸ごと煮付けや天ぷら、沖漬けにできる。
- 寿命は約1年で、春から初夏に内湾で卵を産む。
ジンドウイカのよくある質問
- ジンドウイカはいつ釣れますか?
- 10〜3月に釣れます。最盛期は11〜1月です。関東〜西日本の沿岸を基準にした一般的な目安です。地域・年・釣り方によって変わります。
- ジンドウイカはどこにいますか?
- 内湾の沿岸・港の中の浅場にいます。キーワードは「常夜灯」と「港内」。
- ジンドウイカはどうやって食べるとおいしいですか?
- 小さくやわらかい身。煮付け・天ぷら・沖漬けなどがおすすめです。小さいので丸ごと調理できます。軟骨(背中の透明な骨)を抜いてから使います。
- ジンドウイカの地方名は?
- ヒイカ、ヒーカなどと呼ばれます。地域によって呼び方が違います。
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