アオリイカ釣り方・釣れる時期・見分け方
Sepioteuthis lessoniana
アオリイカとは、ジンドウイカ科に属するイカです。主な生息場所は「藻場・岩礁周りの沿岸」。大きさは25cm前後で、大きいものは40cmほどになります。
地方名・別名モイカ(関西)、ミズイカ(九州)、バショウイカ魚の地方名一覧
釣れる時期
関東〜西日本の沿岸を基準にした一般的な目安です。地域・年・釣り方によって変わります。
図解で攻略:アオリイカの釣り方
エギングの代表ターゲット。藻場や岩礁まわりの堤防・磯から、エギをシャクって狙う「イカの王様」。
1アオリイカはどこにいる?キーワードは「藻場」と「潮通し」
- 藻場・海藻の多い浅場
春は産卵でアマモやホンダワラの藻場へ。親イカが集まる
- 潮通しのいい堤防・磯
秋の新子は小魚の多い潮の当たる場所を回る
- 常夜灯・岩礁の際
夜は明暗の境目や沈み根の際で小魚を待ち伏せ
地域によっては春の親イカを守る取り決めやサイズの決まりがある。釣行前に確認を。
2釣れる時期と時間帯
| 朝マヅメ | 好機 | 小魚を追って浅場へ。一番のチャンス |
|---|---|---|
| 日中 | 狙える | 深めのかけあがりや藻の際をじっくり探る |
| 夕マヅメ | 好機 | 暗くなる前後は活性が上がる。時合いを逃さない |
| 夜 | 狙える | 常夜灯まわりや月夜は夜も釣れる |
関西ではモイカ、九州ではミズイカと呼ばれ、バショウイカの名もある
3アオリイカの釣り方基本は「シャクって、フォールで抱かせる」
- 1着底糸のたるみでエギの着底を確認
- 2シャクリ2〜3回強くあおってエギを跳ね上げる
- 3フォール糸を張りぎみにして沈めて待つ
- 4合わせ糸が走ったら大きく合わせる
- エギング
エギは2.5〜3.5号(秋の新子は小さめ、春は大きめ)。沈めている間に抱くことが多い
- ヤエン釣り
生きたアジを泳がせ、抱いたらヤエン(掛けバリ)を糸に通して送り込む
- ウキ釣り(泳がせ)
ウキの下に生きアジ。夜は電気ウキが沈むのを待つ
4釣果が変わる5つのコツ
- エギの色は明るさで選ぶ
晴れた日はナチュラル系、曇り・濁りは目立つ色が目安
- フォールに集中する
アタリの多くは沈めている間。糸の動きをよく見る
- ドラグは少しゆるめに
足が切れて逃げやすい。一定の速さで巻く
- 大型はタモかギャフで
抜き上げると身切れする。タモやギャフを用意
- 小さな新子は逃がす
秋の小さな新子は逃がして来年につなげたい
釣れる時期・時間は地域や年によって変わります。目安として参考にしてください。
アオリイカが釣れる釣り方
アオリイカの見分け方
胴のまわり全体に大きなひれがある、ずんぐりしたイカ
よく似た魚との違い(イカの仲間)
- アオリイカひれが胴のふち全体についている(丸みのある胴)
- ケンサキイカひれがひし形で胴の後ろ半分にある。腕がやや長く赤っぽい
- ヤリイカ胴が細長く槍のよう。腕がとても短い
- スルメイカひれが小さなひし形で、胴が太め。腕は中くらい
- コウイカ(スミイカ)胴の中に硬い甲(イカの骨)があり、お尻にトゲがある。胴に細かいしま模様
- モンゴウイカ(カミナリイカ)コウイカに似て大型。背中に目玉のような模様(紋)が並ぶ
- シリヤケイカコウイカに似るが、甲のお尻にトゲがない。胴の後ろから茶色い汁が出る
- コブシメコウイカの仲間で国内最大級。南西諸島のサンゴ礁にすむ
- ジンドウイカ(ヒイカ)胴長10cm前後の小型のツツイカ。大人でもヤリイカの子どもほどの大きさ
- ホタルイカ胴長5〜7cmととても小さく、腕の先などに光る器官がある
- ミミイカ丸い胴の両脇に、耳のような丸いひれがある
- アカイカ(ムラサキイカ)外洋の大型イカで赤紫色。ひれは胴の後ろのひし形
- ソデイカ(セーイカ)胴のふち全体に大きなひし形のひれ。胴長1mにもなる
黄色の点線の円が、見分けの決め手になる場所です。色や模様は個体や大きさで変わることがあります。
イカの仲間の見分け方をくわしく見る →アオリイカの食べ方・おいしい料理
甘みが強く、ねっとりした身
- 刺身
- 天ぷら
- 炒め物
- 一夜干し
締めてから冷やし、薄皮までむくと刺身の食感がよくなります。一晩寝かせると甘みが増すといわれます。
味や旬は地域・季節・個体で変わります。釣った魚はすぐ冷やし、毒や寄生虫の注意がある魚は特に気をつけてください。 締め方・血抜き・さばき方も参考に。
アオリイカの基本データ
- 分類
- ツツイカ目 ジンドウイカ科
- 大きさ
- 胴長(外套長)50cm・4kgを超える大型もいる
- 寿命
- 1年ほどとされる
- 産卵期
- 春〜秋の間で、地域で差がある
- 生息場所
- 藻場・岩礁周りの沿岸
- 好むエサ
- 小魚、甲殻類
- 地方名・別名
- モイカ(関西)、ミズイカ(九州)、バショウイカ
寿命は約1年。目の上がエメラルドグリーンに光り、背中の模様で雌雄を見分けられる
寿命・産卵期・大きさは資料による目安で、地域や個体で差があります。
アオリイカの豆知識
- エギング(疑似餌のエギを使った釣り)の代表的なターゲットとして絶大な人気を誇る。
- 体色を瞬時に変化させることができ、興奮すると鮮やかな模様が浮かび上がる。
- 秋には数釣りが楽しめる新子シーズン、春には大型が狙える乗っ込みシーズンがある。
- 透明感のある身は刺身にすると絶品で「イカの王様」とも呼ばれる。
- 藻場に卵を産み付ける習性があり、藻場の保全が資源にとって重要とされる。
アオリイカのよくある質問
- アオリイカはいつ釣れますか?
- 3〜12月に釣れます。最盛期は4〜5月・9〜11月です。関東〜西日本の沿岸を基準にした一般的な目安です。地域・年・釣り方によって変わります。
- アオリイカはどこにいますか?
- 藻場・岩礁周りの沿岸にいます。キーワードは「藻場」と「潮通し」。
- アオリイカはどうやって食べるとおいしいですか?
- 甘みが強く、ねっとりした身。刺身・天ぷら・炒め物などがおすすめです。締めてから冷やし、薄皮までむくと刺身の食感がよくなります。一晩寝かせると甘みが増すといわれます。
- アオリイカの地方名は?
- モイカ(関西)、ミズイカ(九州)、バショウイカなどと呼ばれます。地域によって呼び方が違います。
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アオリイカの最新釣果
2026年10月には愛媛県新居浜市でアオリイカ(20cm)が釣れています。最近の掲載は愛媛県新居浜市・愛媛県四国中央市・愛媛県伊方町など。
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