ミズダコ釣り方・釣れる時期・見分け方

Enteroctopus dofleini

イカ・タコの仲間

ミズダコとは、マダコ科に属するタコです。主な生息場所は「岩礁・砂泥底の深場(水深数十m〜)」。大きさは60cm前後で、大きいものは150cmほどになります。

地方名・別名オオダコ魚の地方名一覧

ミズダコのイラスト(特徴を強調した図)

釣れる時期

釣れる時期10〜6月
最盛期12〜3月

関東〜西日本の沿岸を基準にした一般的な目安です。地域・年・釣り方によって変わります。

1月に釣れる魚2月に釣れる魚3月に釣れる魚12月に釣れる魚

図解で攻略:ミズダコの釣り方

北の冷たい海の深場にすむ世界最大級のタコ。北海道・東北の船釣りで、大型のタコテンヤなどを使って狙う。

1ミズダコはどこにいる?キーワードは「冷たい海」と「深場の岩礁」

潮の流れ かけあがり 瀬(岩場) 春は浅場へ
  1. 水深数十mの岩礁

    岩と砂のまじる深場にひそむ

  2. かけあがり・根の際

    エサの貝やカニを探して根まわりを動く

  3. 潮の効く場所

    潮が動く根まわりでエサを待ち伏せる

北海道などでは漁業権や遊漁のルールが細かい。船宿や地域の決まりを確認。

2釣れる時期と時間帯

冬 12〜2月本番身が締まり、大型も狙える最盛期
春 3〜5月3月ごろまでは好期。6月ごろまで狙える
夏 6〜8月釣期外。水温が上がり釣りにくい
秋 9〜11月10月ごろから釣れ始める
潮が動く好機潮が動き出すと乗りが続くことが多い
日中狙える船釣りは日中が中心。底を丁寧に探る
朝狙える出船直後の一流し目は期待大
潮止まり渋い動きが鈍る。次の潮を待つ

大きなものはオオダコとも呼ばれる

3ミズダコの釣り方基本は「大型テンヤで底をトントン」

  1. 1着底重いオモリでしっかり底を取る
  2. 2小突く底をトントンたたいて誘う
  3. 3待つ重みが乗るまでじっくり待つ
  4. 4巻き上げ一気に底から引きはがす
  1. タコテンヤ(船)

    大型のテンヤにエサを付け、底を小突いて誘う。エサや仕掛けは船宿に合わせる

    強めの船竿PE4〜8号前後オモリは船宿の指定
  2. タコエギ(船)

    大型のタコエギを複数付けて誘う釣り方も

  3. 取り込みは協力して

    大型は船長に手伝ってもらうのが安全

4釣果が変わる5つのコツ

  1. パワー勝負

    10kgを超えることもある。強いタックルで

  2. 底から離す

    張り付かれる前に一気に浮かせる

  3. 力をゆるめない

    途中でゆるめると根に戻られる

  4. 大きなクーラーを

    逃げやすい。袋を二重にして入れる

  5. ルールを守る

    地域によってサイズや遊漁の決まりがある

釣れる時期・時間は地域や年によって変わります。目安として参考にしてください。

ミズダコが釣れる釣り方

タコ釣り

やり方・道具・コツを図解した「釣り方入門」へ。

ミズダコの見分け方

とても大きく、しわが多い赤っぽいタコ

よく似た魚との違い(タコの仲間)

  • 大型(3m級も)
    ミズダコとても大型で、赤褐色のやわらかい体
  • マダコよく見る中型のタコ。体に網目模様、腕の長さはふつう
  • イイダコ小型。腕の付け根の近くに金色の輪の模様がある
  • テナガダコ腕がとても長く細い(特に前の腕)
  • ヤナギダコミズダコに似るが小型で、脚が細長くやわらかい
  • ワモンダコ南の海のタコ。胴の両脇に黒い輪の模様が出る
  • ヒョウモンダコ10cmほどの小型で、興奮すると青い輪の模様が出る(猛毒・触らない)

黄色の点線の円が、見分けの決め手になる場所です。色や模様は個体や大きさで変わることがあります。

タコの仲間の見分け方をくわしく見る →

ミズダコの食べ方・おいしい料理

やわらかく甘い身

  • 刺身
  • しゃぶしゃぶ
  • 唐揚げ

大型のタコ。足を切り分けて、湯通しや生で食べられます。

味や旬は地域・季節・個体で変わります。釣った魚はすぐ冷やし、毒や寄生虫の注意がある魚は特に気をつけてください。 締め方・血抜き・さばき方も参考に。

ミズダコの基本データ

分類
八腕形目 マダコ科
大きさ
よく釣れるのは60cm前後、150cmを超えると大型
寿命
3〜5年
産卵期
冬〜春
生息場所
岩礁・砂泥底の深場(水深数十m〜)
好むエサ
貝類、甲殻類、小魚
地方名・別名
オオダコ

寿命・産卵期・大きさは資料による目安で、地域や個体で差があります。

ミズダコの豆知識

  • 世界最大級のタコとして知られ、大型個体は脚を広げると3mを超えることもある。
  • マダコよりも冷たい海域を好み、北海道や東北の深場からの船釣りで狙われる。
  • 皮膚の色や質感を瞬時に変化させ、周囲の岩礁に溶け込むように擬態する。
  • 身が厚く食べ応えがあり、刺身や湯引き、しゃぶしゃぶなどで楽しまれる。
  • 北海道では「みずだこしゃぶしゃぶ」などご当地グルメとしても親しまれている。

ミズダコのよくある質問

ミズダコはいつ釣れますか?
10〜6月に釣れます。最盛期は12〜3月です。関東〜西日本の沿岸を基準にした一般的な目安です。地域・年・釣り方によって変わります。
ミズダコはどこにいますか?
岩礁・砂泥底の深場(水深数十m〜)にいます。キーワードは「冷たい海」と「深場の岩礁」。
ミズダコはどうやって食べるとおいしいですか?
やわらかく甘い身。刺身・しゃぶしゃぶ・唐揚げなどがおすすめです。大型のタコ。足を切り分けて、湯通しや生で食べられます。
ミズダコの地方名は?
オオダコなどと呼ばれます。地域によって呼び方が違います。