コウイカ(スミイカ)釣り方・釣れる時期・見分け方

Sepia esculenta

イカ・タコの仲間

コウイカとは、コウイカ科に属するイカです。主な生息場所は「内湾・砂泥底の浅場」。大きさは15cm前後で、大きいものは25cmほどになります。

地方名・別名スミイカ(関東)魚の地方名一覧

コウイカ(スミイカ)のイラスト(特徴を強調した図)

釣れる時期

釣れる時期9〜6月
最盛期3〜5月

関東〜西日本の沿岸を基準にした一般的な目安です。地域・年・釣り方によって変わります。

3月に釣れる魚4月に釣れる魚5月に釣れる魚

図解で攻略:コウイカ(スミイカ)の釣り方

堤防から狙える甲イカの代表。「スミイカ」「ハリイカ」とも呼ばれ、エギで底をゆっくり探るのが基本です。

1コウイカ(スミイカ)はどこにいる?キーワードは「砂地」と「常夜灯」

昼 夜 底の砂地でじっと待機 常夜灯の小魚を狙って中層まで浮く
  1. 砂地・砂泥の底

    いちばんの好物は砂地。キスやイシモチが釣れる堤防なら期待大

  2. 常夜灯のある堤防

    夜は小魚を食べに明暗の境目へ。海面近くまで浮くことも

  3. 海藻・ロープまわり

    春は産卵で浅場へ。藻場・係留ロープ・沈み物の近くに卵を産む

ふだんは水深10〜100mの砂泥底。春と秋は堤防から届く浅場に寄ってくる。

2釣れる時期と時間帯

春 3〜5月大型産卵で浅場へ。胴長20cm超・1kg級も
秋 10〜12月数釣り夏生まれの新子が成長。小〜中型がよく釣れる
夏 7〜9月新子はまだ小さい。小さいものは逃がそう
冬 1〜2月深場へ移動。堤防からは釣りにくい
朝マヅメ好機動き出す時間。まずはここ
日中狙える底でじっとしている。底をしつこくゆっくり探れば釣れる
夕マヅメ好機エサを探し始める。一番のチャンス
夜好機常夜灯まわりで活発。中層まで探ってみる

関東では「スミイカ」、西日本では「ハリイカ」とも呼ばれる

3コウイカ(スミイカ)の釣り方基本は「エギで底をズル引き」

  1. 1着底糸がフッとゆるむまで待つ
  2. 2ズル引き底をこするようにゆっくり1〜2m
  3. 3ステイ5〜10秒止めて待つ
  4. 4くり返し足元まで丁寧に探る
  1. エギング

    エギは2.5〜3.5号。アオリイカのように大きくシャクるより、底から離さないのがコツ

    エギングロッド 8ft前後PE0.6〜0.8号リーダー2〜2.5号
  2. エサ巻きエギ・スッテ

    エギや専用テンヤに鶏のササミやキビナゴを巻くと、においで抱かせやすい

  3. アタリは「重くなるだけ」

    「ゴミが掛かった?」と思ったら合わせる。巻くときは一定の速さでゆっくり

4釣果が変わる5つのコツ

  1. 底をとれるエギを選ぶ

    着底がわからないと始まらない。風や潮が強い日は重めのエギに

  2. 根掛かりは「ゆっくり」で減らす

    速く引くと石や海藻に刺さる。砂地を選び、ゆっくりが鉄則

  3. 同じ場所に何度も投げる

    群れでいることが多い。1杯釣れたら同じコースをもう一度

  4. 墨は海に向けて吐かせる

    抜き上げる前に海面で吐かせると、足元や服が真っ黒にならない

  5. お尻のトゲに注意

    甲の先が鋭いトゲ。持つときは胴の横から

釣れる時期・時間は地域や年によって変わります。目安として参考にしてください。

コウイカが釣れる釣り方

エギング

やり方・道具・コツを図解した「釣り方入門」へ。

コウイカの見分け方

胴に硬い甲(骨)があり、背中に横じまや白い点

よく似た魚との違い(イカの仲間)

黄色の点線の円が、見分けの決め手になる場所です。色や模様は個体や大きさで変わることがあります。

イカの仲間の見分け方をくわしく見る →

コウイカの食べ方・おいしい料理

肉厚で甘い身

  • 刺身
  • 天ぷら
  • 煮付け

墨袋が大きいので、さばくときは墨袋を破らないように取り出します。

味や旬は地域・季節・個体で変わります。釣った魚はすぐ冷やし、毒や寄生虫の注意がある魚は特に気をつけてください。 締め方・血抜き・さばき方も参考に。

コウイカの基本データ

分類
コウイカ目 コウイカ科
大きさ
よく釣れるのは15cm前後、25cmを超えると大型
寿命
1〜2年
産卵期
3〜6月(藻場に卵を産み付ける)
生息場所
内湾・砂泥底の浅場
好むエサ
小魚、甲殻類
地方名・別名
スミイカ(関東)

寿命・産卵期・大きさは資料による目安で、地域や個体で差があります。

コウイカの豆知識

  • 胴体の中に石灰質の甲羅(甲)を持つのが特徴で、それが名前の由来。
  • 冬から春にかけて内湾に接岸し、エギングやスッテ釣りで狙われる。
  • 身が厚く甘みが強いため、刺身や寿司ネタとして高く評価される。
  • 驚くと大量の墨を吐いて敵から逃げる習性を持つ。
  • 砂泥底に潜んで体を隠す擬態が得意。

コウイカのよくある質問

コウイカはいつ釣れますか?
9〜6月に釣れます。最盛期は3〜5月です。関東〜西日本の沿岸を基準にした一般的な目安です。地域・年・釣り方によって変わります。
コウイカはどこにいますか?
内湾・砂泥底の浅場にいます。キーワードは「砂地」と「常夜灯」。
コウイカはどうやって食べるとおいしいですか?
肉厚で甘い身。刺身・天ぷら・煮付けなどがおすすめです。墨袋が大きいので、さばくときは墨袋を破らないように取り出します。
コウイカの地方名は?
スミイカ(関東)などと呼ばれます。地域によって呼び方が違います。

コウイカの最新釣果

2026年9月には愛媛県新居浜市でコウイカ(16cm)が釣れています。

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